10月7日 TBS系列 19:00~
爆報!THE フライデー【疑惑の真相直撃&あのメダリストは今…大追跡】
で小林孝至(こばやしこうじ)さんが出演します。
小林孝至は1963年茨城県生まれ
レスリングには高校時代に出会ったそうです。
高校時代より頭角をメキメキ表し、1988(昭和63)年、25歳で、ソウルオリンピックに念願の初出場。初戦から圧倒的な強さで勝ち上がり、決勝に進出、悲願の金メダルを獲得した。
この時、小林孝至は会場に長年献身的に支えてくれた両親を招いていた。小林は後に「ソウル五輪に自分の名前を刻めた事が一番の親孝行」と語っています。
このソウルオリンピックで、日本が獲得した金メダルは、小林のほか、水泳・背泳の鈴木大地、柔道の斉藤仁、レスリングの佐藤満だけで、合計してもわずか4つ。
金メダル紛失事件
小林孝至がソウルで金メダルを取ったのは貴重な4個の内の1個
そのため、帰国後の歓迎ぶりは、尋常ではなかった。まさに、人生至福の時だった。
小林孝至さんは、ソウルオリンピックの年の1988年10月29日、足利工業大学付属高校レスリング部のパーティーからの帰りに、金メダルを上野駅の公衆電話にバッグごと置き忘れて紛失してしまったのです。
多忙な日々が続き、実家に帰れず、母にじっくりメダルを見せられずにいた・・・。そんな時、事件は起きた。金メダル獲得から、ちょうど一ヶ月後の1988年10月29日-。
その日、小林は、スケジュールの合間をぬって、実家へ帰る時間を作りました。
時刻は、夜11時をすぎていた。はやる気持ちを抑え、上野駅に到着。ここで、後輩と待ち合わせをしていた。後輩に合宿所から着替えを届けてもらってから電車に乗る予定でした。
大切な金メダルは、このセカンドバッグの中に・・・しかし、待てど暮らせど、後輩は現れない。
実家への最終電車の時刻が迫ってくる中、合宿所に何度も確認の電話をかけた。後輩が乗っているかもしれない電車が来るたびにホームと公衆電話を行き来しました。
そして何度か往復した時、ふと公衆電話を見て愕然となりました。
なんと!金メダルの入ったセカンドバッグが消えてしまったのです!
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日本ソウルオリンピックで獲得した金メダル4個のうちの1個、かなりのインパクトです。
2016年リオオリンピックの金メダルは12個 3倍にも増えています。スポーツにお金をかけだした日本の成果です。
拾得者が警察に届け、金メダルは、小林孝至さんのもとに無事帰ってきましたが、テレビのニュース、ワイドショーなどで大々的に滑稽的な報道をするところがあるなど話題となりました。
だからどこから出てきたか、と言うのは警察から小林孝至さんが連絡を受け取って無事解決だったのです。
またその事件は小林孝至さんのおちゃめなキャラとも相まって、金メダルをなくしたことによって余計に国民野知るところに。
これがいわゆる「金メダル置き忘れ事件」です。
このあとも小林孝至の苦悩は続きます。
小林が最も辛かったのは、実家に帰宅してからです。
金メダル獲得を誰よりも喜んでくれていた母・美智子さん。
目の前の母に何も言い出せず、重苦しい空気を感じていた小林孝至。
結局この夜、母には金メダルを紛失したことを告げられずに眠りについたそうです。
なんと小林孝至のテレビ出演を見ていた、女性がいました。
金メダルが手元に戻った後は、このエピソードをネタにして『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』に出演。同番組への出演がきっかけで人気者となり、番組を観ていた女性と結婚しています。
その女性との結婚式で、元気が出るテレビで度々共演していた高田純次が登場、小林に結婚の祝福と感謝の言葉を述べた。
なお高田の登場は突然で関係者は一切知らず、しかも完全なプライベートで忙しい仕事の合間をぬってやって来た。この事がきっかけで、小林は高田の事が大好きになった。
結婚したそうです。まさに金メダル紛失が取り持った縁とも言えるかもしれません。
小林孝至の金メダルには、元気が出るテレビで高田純次がカジッた跡がのこっているらしいとの話も。
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