誰だって波瀾爆笑<斎藤工>
2016年3月20日(日) 9時55分~10時55分 日本テレビ系放送
に斉藤工が出演します。
斉藤工はシュタイナー学院出身として知られています。
学園の教育カリキュラムが斉藤工のオリジナリティーに
大きな影響を与えた可能性は十分にあります。
シュタイナー学園とは
耳慣れない学校です。外国人学校?
芸術に力を入れた「芸術としての教育」をとおして、知性・感情・意思の調和した真に自由な人間を育てる全日制の小・中・高一貫校です。
ルドルフ・シュタイナーの人間観に基づくカリキュラムを特徴としています。
【シュタイナー学園どんな授業ですか】
- 0~7歳 ・・ 意志の教育(体の基礎を作る時期)
- 7~14歳 ・・ 感情の教育(感情を豊かに育む時期)
- 14~21歳 ・・ 思考の教育(抽象的・論理的思考を養う時期)
年齢によって、意志・感情・思考に働きかけていくことによって、子どもたちはそれぞれの方法で「他者に依存せず、自立した判断ができ、物事を深いところで体験し、創造的に行動する人間」へと成長していきます。
要するに、知育に偏重しない教育。知識のみのつめこみを
行わない学校ですね。
① 知識ではなく、感性を重視
② 菜食玄米主義
③ テレビ、ゲーム、絵本はだめ
④ おもちゃは、石、木、布、羊毛など、自然素材のもの
⑤ 早期教育の否定
⑥ サッカー、野球など、競争心をあおるスポーツは高校生になるまでだめ
こういう特徴があります。かなりユニークな教育ですね。
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「子どもたちを、肉体の面では健康で強壮な人間、心の面では自由な人間、精神の面では明晰な人間にすることがこの教育の目指すところである。」R.シュタイナー
1年生:学びのはじまり
歯の生え替わりと共に「学び」が始まる。
ファンタジーの世界(昔話・メルヒェン)を通して学びの喜びと期待を持つ。
2年生:意識の目覚め
少しずつ外界への意識が目覚め、人間の弱さや滑稽さにも気づき始める。動物寓話や聖人伝を通して人間の愛・勇気、そして人生の道標の核を得る。
3年生:世界との出会い
自我が芽生え、「自分」と「他者」を分離したものとして意識し始めるため、世界から切り離された孤独と不安を感じる。
人類が世界とつながる営みとしての原 初的な仕事(家づくり、畑仕事、職人の仕事)を実際に体験することを通して、地に足をつけて生きていくことの喜びを学ぶ。
4年生:大地に立つ
身の回りの現象を、自分を出発点として広く捉え始める。郷土学では、身近な町からより広い地域を学び、動物学では動物の特性を学ぶことを通して人間の本質を知る。
5年生:心身の調和
心身ともに子ども時代として最も美しくバランスのとれた時期を迎える。他者の存在や時間、空間を許容する範囲が広がり、歴史・地理の授業が始まる。
6年生:法則・秩序との出会い
骨の成長とともに、均整のとれた体型が変化を始める。物事の現象に驚きや疑問を感じていく中で、徐々に普遍的な因果関係を発見する物理の授業などが物質に傾きつつある心を導く。
7年生:内面との対峙
思春期を迎え、自己の内面に深く問いかける内面性と未知の世界に強く関心を持つ外向性との両極の間で揺れ動く。自然界における諸現象を物理、化学、栄養学 などを通して多角的かつ包括的な方法で知る。
一方、西洋史では人々が未知の世界を発見し、膨大な見聞を広げていった大航海時代を学ぶ。
8年生:論理的思考の発展
骨や筋肉の発達が著しくなり、青年期の身体が育つなかで因果関係を把握した理論的な思考力が育ち始める。自然界の諸現象をさらに深く理解する化学、
物理の 他、世界史では現代社会の基盤となっている産業革命を中心とした近代史に触れる。第二7年期に於ける学びの集大成としてのクラス劇に取り組む。
9年生:みずからの理想を求めて
これまで育ててきた意志・感情を土台に、思考力を養う時期に入る。これまでより一層世界の真理・真実を追求しようと求め始める青年期初めにより客観的で視野の広い物事の見方や考え方を養う。農業実習では、人間が営んできた第一次産業を実際に体験する。
【シュタイナー学園偏差値】
偏差値を出すような学校ではありません。また、偏差値で入学をうんぬんではないので、偏差値を論じても意味は無いでしょう。
要するに教育方針に保護者が賛同できるかどうか、それを信じて子供さんを預けることが出来るかが
ポイントでしょう。
しかし、だからといって知育が劣っているとは言えないと思います。
【シュタイナー学園学費】
横浜高の例
一人家庭 | 月額50,000円 | 任意の額 |
二人家庭 | 月額85,000円 | 〃 |
三人家庭 | 月額110,000円 | 〃 |
決して安くはないです。
【横浜シュタイナー学園の場所は】
霧が丘校舎
横浜市緑区霧が丘3-1-20
十日市場校舎
横浜市緑区十日市場町849-6 アドバンス第5 2F
【シュタイナー学園の卒業生は】
【齋藤工】
斉藤工さんは本人も公言しています。
東京のシュタイナー出身です。
【村上虹郎】
幼少中学生まで神奈川のシュタイナー学園に学ぶ。
生年月日:1997年3月17日(21歳)
出生地:日本 東京都
身長 168cm
職業:俳優
ジャンル 映画・テレビドラマ・舞台
活動期間:2014年 –
活動内容 2014年:映画『2つ目の窓』でデビュー
著名な家族 父:村上淳
母:UA
事務所 ディケイド
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
映画
『2つ目の窓』
『ディストラクション・ベイビーズ』
『武曲 MUKOKU』ドラマ
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
『仰げば尊し』
『この世界の片隅に』
2006年(当時9歳)の両親の離婚後は、母・UAのもとで育つ。中学生の頃に母UAとともに沖縄に移住後、高校はカナダのモントリオールに留学していた。
まとめ
独特の教育理論を持ったシュタイナー学園です。
教育の成果がどのようなものか、日本ではまだマイナーな学校なので、
不明です。
興味のある親ごさんは説明会などに参加され、しっかり説明を受けた方がいいですよ。
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