都築一久・将子のギャラリー夢来里(むらざと)の場所や見どころは

人生の楽園 新緑の絶景山里暮らし/高知・大豊町

2019年5月25日(土)  18時00分~18時56分
都築一久さん(74)、画家の将子さんが出演します。

 

ギャラリーは大阪府から大豊町に帰郷した都築一久さん(74)、画家の将子さん(72)夫妻が2011年に開きました。山々に囲まれ、自然豊かな高知県大豊町。

周辺の耕作放棄地を整備した庭園(約1万8千平方メートル)に雪割り桜やオカメザクラなどを植え、今では人気スポットになっています。

 

2015年からは高知大生が地区で活動。昨年は庭園と山里の景色の中で記念写真を撮るフォトガーデンを企画し、好評を博したことも。実習地としても都築一久さん・将子さんは高知大学生からも頼りにされる存在です。

5月には新緑まぶしい山の中に、ふじの花、ツツジなどの花が咲き、手作りのベンチや石畳などが訪れる人の心を癒やします。

もともとこの地元出身の将子さん。お見合いで出会った一久さんと結婚後は大阪で暮らし、2人の娘が生まれます。50代から絵画教室に通い、本格的に油絵を学び始めると各地で賞を獲得するほどに。

ずっと気がかりだったのが、高齢化が進む故郷、大平地区のことでした。一久さんが退職すると、故郷に通い竹藪を伐採するなど手入れを始めます。2006年に将子さんの母が亡くなったことで2年後に夫婦で完全移住をしました。

山の整備をしながら古い蚕小屋を改装し、将子さんの作品を展示する「ギャラリー夢来里(むらざと)」を2011年にオープンさせます。その後は周辺の荒地や田畑を整備しては、樹木や花を植え、空き家となった古民家を改装して、訪れる人が休める休憩所を作りました。

庭園には年間を通じて四季折々の花が咲き、それを見ようと沢山のお客さんが訪れます。気さくで話好きなご夫婦は、お茶を入れ手づくりのおやつでおもてなし。ご夫婦の人柄と奇麗な草花に魅了され、毎週通ってくるファンもいるほどです。

ご夫婦の生きがいは、植物や敷地の説明をし、お客さんと交流すること。ギャラリーには棚田や川など地元の風景画や、昔の暮らしや習わしを描いた作品が展示され、「懐かしい」と評判。

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実家周辺の荒れた耕作放棄地1万8千平方メートルを、季節の花々が咲く庭園に整備した都築将子さん(73歳)と、それを支える夫の一久さん(75歳)の物語。庭園はお茶とお菓子を用意して開放し、5月はイチハツやヤマシャクヤクの花が見頃を迎える。

敷地の整備は今も続いており日々、花の手入れや造園作業に奮闘、壮大な山里で夢追う都築さんご夫婦です。

 

ギャラリー夢来里(むらざと)のアクセス

名称 夢来里(むらざと)
住所 大豊町大平
駐車場 有り
問い合せ先 都築 090-5965-6387

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