6月18日 がっちりマンデー!!TKP河野貴輝社長が出演します。
ティーケーピー(TKP)は全国で506室の貸し会議室を保有しています。
このビジネスモデルを作ったのはTKP代表取締役社長の 河野 貴輝さんです。
貸し会議室とはその名のとおり、立地のいい場所や遊休不動産をビルオーナーから借り受け、その部屋を時間貸しするビジネスです。
2005年の設立以来、2ケタ成長を遂げ、現在の年商は35億円に達しています。
TKPは貸会議室を1750室運営しています。オーナーから場所を賃借し、会議室やパーティー会場として利用者に貸し出しています。
利益が出るのはプロジェクターのような機器の貸し出しや弁当配達、ケータリングなど付随サービスと河野社長はいいます。
「自社でセミナー室を保有すれば維持費や家賃がかかるが、貸し会議室なら時間単位のコストですむ。
椅子やマイクなどもすべてTKPが用意しており、主催者には面倒をかけない」そこが支持された理由と考えられます。
TKP河野貴輝社長の学歴や年収は?貸し会議を起業した理由に迫りました。
河野貴輝のプロフィール
名前 : 河野 貴輝(こうの たかてる)
生年月日 : 1972年10月13日(44歳)
出身地 : 大分県
卒業大学 : 慶應義塾大学商学部
現在の役職 : 株式会社ティーケーピー 代表取締役社長
―職歴―
伊藤忠商事株式会社為替証券部を経て、日本オンライン証券株式会社 (現カブドットコム証券株式会社)設立に参画。
イーバンク銀行株式会社(現楽天銀行株式会社)取締役営業本部長等を歴任。
2005年8月株式会社ティーケーピー設立、代表取締役就任、現在に至る
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河野貴輝社長の年収1億超え
2014年雑誌プレジデントオンラインの年収1億超! 絶好調ベンチャー社長の儲け方。に河野貴輝社長が登場しています。
2014年の時点で年収は1億円を超えていたということに。TKPは2017年3月27日「東証マザーズ」に上場しました。
株式上場による河野社長の含み益は莫大です。
資産だけでも大きいですね。
貸し会議室を事業化した理由
なんと友人の死がキッカケだった。
イーバンク銀行の仕事自体にはやりがいを感じていたが、05年に転機が再び訪れました。
学生時代の友だちの事故死に、人生は一度きりだとあらためて思い知らされ、自分がやりたいことを見つめ直したのです。
起業したくて金融の道を選んだこと。商売をやっている祖父に憧れ、小学生のときに「子ども店長」と名乗って海の家を切り盛りしたこと。
これらを思い出し、自分の夢だった独立を決意したのです。なんと子供のときの体験がものを言ったということです。
ある知り合いから情報が舞い込んみました。取り壊しの決まっている3階建てのビルで、1階のレストランが出ていかなくて困っているという。
ピンとくるものがあり、出かけると、「相場の3分の1でいいから借りてくれないか」と持ちかけられました。
「3ヵ月前に通告されたら必ず出ていく」という念書を入れて1坪5000円、月額20万円で二つのフロアを借りました。
近くの会社に営業に行くと、建設現場に近いというゼネコンがワンフロアを月25万円で借りるという幸運が。すぐに利益が出ました。
もう一つのフロアはネットで空室情報を流したところ、社内研修に使いたいなどの問い合わせが数多く舞い込みました。
需要の多さに気がついた河野社長は、取り壊し間近なビルや遊休不動産を探し当てては、格安の家賃で借りて貸し会議室を拡大していくことに。
他方、ビルだけではなく、結婚式場にも目をつけました。
平日の昼間の稼働率を上げたいという結婚式場のニーズと、格安で広い部屋を借り、懇親会をやりたいという企業側のニーズを結び付けられると考えたからだ。
現在最も力を入れるのが貸し会議室のワンストップサービスだ。
セミナーや入社試験、取引先との懇親会など、客の用途に合わせて会議室を提案していく。東京駅近くなど立地のいいところに1棟丸ごと借りて常駐スタッフを置いたビジネスセンタータイプ、名前の知られたビルのコンファレンスルームなど、高級ニーズにも対応しています。
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