「バルニバービ」佐藤裕久社長の経歴や大学や評判【ガイアの夜明け】

こんにちは。2月28日(火)ガイアの夜明け

バルニバービが登場します。年商60億以上を売り上げる飲食店企画・経営の会社バルニバービ。2015年10月28日、マザーズ上場を果たしています。

バルニバービは何と言っても佐藤裕久イズムが徹底した会社。

佐藤裕久は味では無く店舗の場所や立地にこだわった経営者です。

 

もちろんマザーズには上場したがいい意味で個人企業の息吹が多く残っています。

 

またあまり大きなチェーンになってしまうとバルニバーニらしさが消えています。

以前佐藤社長の書いた本を読んだことがあります。

 

一時の流行を追った業態開発やデザインを使用した店創りは一切行わない。統一されたオペレーションマニュアルは存在していない。重要視しているのは、立地毎の「長く愛されるレストランとは何か」を追い続ける事である。

 

約20年間追い続けている立地毎の飲食店開発は、ディベロッパーから街づくりの一環として捉えられる様になり「自分のところにお店を出して欲しい」という引き合いが絶たない。

 

不動産業者、ビルオーナー、自治体など。今年度は、重要文化財指定にもなった大阪市中央公会堂での店舗運営コンペにも勝利し、出店した。

1号店は南船場のオープン「Hamac de Paradis(アマーク・ド・パラディ)」開店当時は場所が悪い、どうせすぐに潰れる、せいぜい3ヶ月しか持たない。

人の目とは皮肉なもの、うまくいくことはあまり言わない。

せいぜい熱烈なファンのみです。潰れてほしくないのは。

 

■佐藤裕久のプロフィール

 

1961年 京都市上京区西陣生まれ。実家の菓子屋の手伝いを通じ、幼少の頃から「商い」を身近に感じながら育つ。地域に根差した店舗作りを展開する傍ら、商業施設のプロデュースや、起業・経営についての講演会なども行い、幅広く活動する。

 

現在、東京・大阪をはじめ全国に62店舗(2015年10月末時点)のレストラン・カフェやスイーツショップを展開。著書に「一杯のカフェの力を信じますか?」(河出書房新社)、「日本一カフェで街を変える男」(グラフ社)がある。

 

大学は一浪後に、神戸市立外語大学に入学。学業はそっちのけで、ラグビーと学生企業の活動にのめり込む。4年在籍し、 大学を中退

先輩が経営するアパレル会社に入社し、出店計画事業などに従事する。自らのアイデアで、不採算店舗の売り上げを爆発的に成長させるなど活躍。 社長の出資を得、24歳でアパレル会社の社長に就任するも、債務超過により経営が破綻。

 

27歳で、その会社を手放した。

株式会社バルニバービに組織変更。中古の倉庫や廃材を用いた手づくり感覚のカフェ、レストランをオープン し、大阪・南船場を繁華街に変えた仕掛け人として注目を浴びる。

現在、東京、大阪、神戸、京都、横浜などで20数店舗の飲食店を展開。商業施設のプロ デュース、起業・経営についての講演会なども行うなど、その活動範囲は幅広い。

 

■佐藤裕久のライフスタイル

好きな食べ物

全くグルメじゃないんです。
ラーメンとか牛丼(笑)。周りの人が最近の牛丼は味が変わったって言いますが、僕は全然わかりません。僕ね、全くグルメじゃないんですよ。まあ、和食は好 きですかね。

うちのレストランの味も、総料理長と総料理主幹と開発担当常務の3人に任せています。これで鉄壁ですよね。佐藤社長は試食にも参加しません。

趣味

仕事が趣味であるべきだと思っています。 
仕事ですかね。そう言うとかっこよく聞こえるかもしれませんが、趣味を仕事にしたんだからしようがない。仲間が幸せな顔をしているときって、必ずお客さま も幸せな顔してるんですよ。そんなときに、「ああ、ええ感じやなあ」と、佐藤社長も幸せな気持ちになれるそうです。

 

行ってみたい場所

相模原に行かなければと思ってるんです。
小学校の恩師に会いに行きたいです。もう80歳を超えた女の先生なのですが、相模原の病院に入院されているそう。僕がこれまでに書いた著書2冊とも読んで 感想もくれたりして、いつも応援してくれた方。

行かなきゃ、行かなきゃと思いつつ、なかなかお伺いできないので。だから、今一番行ってみたい場所は、相模 原のその病院ですね。

■バルニバーニ出店戦略

「バッドロケーション戦略」。バッドロケーションというと、さびれて風化した土地のイメージがあるかもしれませんが、僕たちにとっての「バッドロケーション」とは他の外食事業者が注目していなかった場所で、好立地とはいえない場所ではあるけれども、人々をほっとさせるような街並み・水辺・公園等、周辺環境に恵まれた場所、のことをそう名付けている。

 

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文京区小石川の「青いナポリ」。印刷所に食い込んで生えている古樹の生命力に強烈な印象を受け、地主と交渉し、まるでツリーハウスのようなこの古い印刷所を、カフェとして生まれ変わらせたものだ。

この店の屋上に生える木は、17年前、大阪でやっていたエナルジアという店舗の路面に生えていた木だ。エナルジアの閉店の際、佐藤氏は生えている木を抜いて、いったん知り合いの農園に育ててもらっていた。それを7年前、『青いナポリ』のオープンの際に、関西から持ってきた。そんな歴史の積み重ねがあるものだ。

佐藤氏:飲食店の経営としては、短期的には効率的では無いのかもしれないが、結果的には20年続くことを考える。そうした歴史、時を経た思いは、お金では買えない。飲食店というのは、人生と同じ、そういう時間軸の中にあるものだと思うから、僕はこの木々を東京に持ってきたんだ。

 

出店の戦略ももちろんだが、こうした、再現性の難しい、佐藤氏独特の感性こそが、バルニバービの居心地のいい店舗を作る神髄なのかも知れないですね。

 

■佐藤裕久社長の評判

 

あくまでビジュアルでは有るが昭和のちょい悪オヤジの印象が拭えないです。

 

佐藤裕久の著書です。アパレルの会社を潰した時の苦悩。

カフェの開店までの道のりに感動しました。

飲食業を目指すひとは是非読んで下さい。

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