移動スーパー「とくし丸」
いま非常に注目されている移動販売「とくし丸」
軽トラに食品を満載し路地から路地に移動します。
日本には60歳以上の買い物難民が、700万人存在するといわれています。
それは過疎地だけでなく、東京などの都会においても例外ではありません。
大型郊外型スーパーがカテゴリーキラーになり地域の商店街や小型店をどんどん廃業に追い込んでいることは皆さんもご存知だと思います。
ネット通販も盛んになりました。しかしそこから取り残された「買い物難民」
高齢者の独居老人が増えているからです。この人達にとって、日常の買い物は
非常に不便になってきています。
昔のように三河屋さんの御用聞きもいません。
徳島から始まった、移動スーパー「とくし丸」は今や評判を呼び全国各地に販売網を
広げています。
とくし丸の名前の由来
徳島で生まれたからとくし丸?そういう意味もありますが、むしろ
とくし丸のとくしは篤志家(とくしか)から来ています。ブランド・ネーミングに込められた想いは、社会貢献をする「篤志家」からいただいた「篤志丸」=「とくし丸」です。全国に通用するよう、意識して名付けました。みなさんの役に立つ篤志丸いい名前ですね。
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とくし丸の取り扱い商品
扱う商品は
移動スーパー「とくし丸」は、軽トラックを使用しています。そのコンパクトな荷台に「これでもかっ!」と積み込んだ商品は、約400品目、約1,200〜1,500点にもなります。
もちろんそれでは数字上「物足りない」と思うかもしれませんが、ソレがそうでもないのです。
何故なら、「とくし丸」スタッフがおばあちゃんたちにお薦めしたい商品ばかりを選りすぐり、荷台に搭載しているからです。
そう、いわば「とくし丸」は、究極の「セレクトショップ」でもあるのでお客様とのコミュニケーションのなかで、次に必要な商品がわかるからです。一人一人の御用聞きに成れるのですね。
とくし丸の無いところ
北海道・宮城・山形・新潟・群馬・栃木・茨城・岐阜・福井・大阪・島根・佐賀・熊本・宮崎の各県
とくし丸の見守り隊
とくし丸の中には、地方公共団体とタイアップして、高齢者の自宅に食品を配達するついでに見守りを行っているパートナーもいます。
これも立派な篤志丸です。
おばあちゃんのコンシェルジュ
実際週に2~3度あっていると、おばあちゃんにとっては実の子供以上の
人間関係が出来ます。
食品販売だから、3日に1度の訪問を可能にしていま す。
お客さんは、皆さん「ウエルカム」の方ばかりです。それどころか、「来てもらわないと困る」というおばあちゃんもたくさんいます。週に2回、直接顔を 会わせて会話する。
」その行為は、実の息子さんや娘さん達よりも、ずっと頻度が多い場合すらあります。
そして、そんな関係が数ヶ月以上続くと何がおこるか?
「とくし丸」の販売スタッフは、もはや実の子供か孫かと勘違いするくらいの親しい関係になってきます。お客さんとの間に信頼関係を築くことができれば、そ の先には食品以外の商品、あるいはサービスの提供も可能になります。
そう実際に想像できないものが売れる可能性が出てくるのです。
高齢者の「要望」に何でも答える。「とくし丸」の最終目標は、おばあちゃんたちの「コ ンセルジュ」です。
とくし丸テーマソング
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速報
野菜宅配通販のオイシックスが5月30日にとくし丸の90%の株式を取得し
とくし丸を子会社化することが決定しました。
現状124台のトラックを500台に増強する予定です。
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