岡本哲司氏とは
オリックス前2軍監督の岡本哲司さんが、和歌山南陵高校の野球部監督に就任したことが
判明しました。
和歌山南陵高校とはどういう高校か?
岡本哲司さんとはどういう野球指導者か。プロ野球指導者から高校野球指導者になった例は非常に珍しいので今回しらべてみました。
和歌山南陵高校について
和歌山南陵高等学校の甲子園実績経験はないです。
岡本哲司監督の指導する和歌山南陵高は、休校中の国際開洋第二高から校名を変更し、
9日に開校式と入学式を終えたばかり。
野球部は第1期生となる1年生40人で、今夏の第98回全国高校野球選手権和歌山大会へ向けて、12日から練習を開始している。
2016年4月より和歌山南陵高校野球部の監督に就任。
今春開校の新設校で、野球部は12日に県高野連に加盟申請を済ませました。
1年生40人を指導する岡本監督は、部員とともに寮生活を開始。
「野球を通じた教育 の中で、社会に貢献できる人材を育てていきたい。2年後に甲子園を狙えればと考えている」と語った。夏の県大会が公式戦の初戦となります。
プロ野球1,2軍での監督経験者が高校野球の監督になるのは異例とのことです。
岡本哲司監督プロフィール
氏名:岡本哲司
生年月日:1961年3月15日(55歳)
身長:175cm
体重:80kg
投球・打席:右投右打
ポジション:捕手
プロ入り:1984年ドラフト6位
出身高校:和歌山県立吉備高等学校
和歌山・吉備高校(現・有田中央高校)では捕手でしたが、チーム事情で投手として起用されました。1978年春の選抜に出場、1回戦で先発するが岐阜高に敗退。
同年夏の甲子園県予選でも決勝に進むが、箕島高の石井毅、嶋田宗彦の2年生バッテリーに完封を喫しました。
社会人野球:神戸製鋼
プロ野球:横浜大洋ホエールズ (1986 – 1989)
日本ハムファイターズ (1990 – 1996)
北海道日本ハムファイターズ 2軍監督
横浜ベイスターズ 1軍総合コーチ / 編成部長
オリックスバファローズ 2軍監督
選手指導者を歴任し指導者経験は申し分ありません。
スポンサーリンク
プロ野球指導者がアマチュア野球を指導する件
13年からプロアマ双方の取り組みにより、「学生野球資格回復制度」が始まり、元プロ野球関係者が、学生野球(高校、大学)を指導する道が大きく開けています。
オリックスでは、昨年まで内野手でプレーしていた山本和作氏が、今春から母校の大経大で監督に就任している例もあります。
岡本哲司前オリックス2軍監督指導実績
プロ野球と高校野球多少の違いはあります。
しかし、 岡本哲司氏は、84年ドラフト6位で大洋に捕手として入団。96年の引退後は日本ハム、オリックスでの指導歴に加え、横浜の編成部長なども歴任しましたが、
特に 有名なのが03~06年まで務めた日本ハム2軍監督です。多くの若手選手を育成して当時低迷していたチーム再建に貢献しました。
武田久、田中賢、小谷野なども教 え子だが、06年に投手から野手に転向した糸井も育てており、ダルビッシュも師事した時期があります。
情熱的な指導で、球界関係者の間でも「のちの1億円プ レーヤーを何人も出した」と言われたほど隠れた名監督です。
さて岡本監督が高校野球指導でどれだけの実績を残すか、試金石になります。
スポンサーリンク