こんにちは、笑福亭松之助師匠をご存知ですか?
最近はどちらかといえば明石家さんまさんの師匠としての登場が多いですが
上方落語の大御所です。
桂米朝師匠や桂春團治師匠なき上方落語の最年長の師匠です。
そんな笑福亭松之助師匠が初めて本を書かれました。
上方落語の最長老、笑福亭松之助師匠(90)が初の著書「草や木のように生きられたら」(ヨシモトブックス、1728円)を31日に発売されます。
1948年にデ ビューし、今年で芸能生活68年目となる大御所が、自身の生い立ちから現在に至るまで、さらに芸人としての生き方など「笑福亭松之助」のすべてを綴った一 冊。自身としても初めての出版となります。
会社(吉本興業)からのオファーが松之助師匠にあったといいます。
それを受けての出版となります。が2作目も執筆中といいなかなか元気な様子ですね。
笑福亭松之助師匠のプロフィール
本名:明石 徳三(あかし とくぞう)
芸名:二代目笑福亭松之助
生年月日:1925年8月6日(90歳)
所属:吉本興業
出生地: 兵庫県神戸市
活動期間:1948年 –
活動内容:1948年:5代目笑福亭松鶴に入門
6代目笑福亭松鶴とは兄弟弟子です。
初代の笑福亭松之助は6代目笑福亭松鶴師匠です。
6代目笑福亭松鶴の弟子が笑福亭鶴瓶です。
いわゆる四天王(6代目笑福亭松鶴・3代目桂米朝・5代目桂文枝・3代目桂春団治)よりも遅れて入門したこと、落語家として一門を形成していないこと、
喜劇役者として活躍し落語界から離れた時期があること、上方落語協会を離脱したことや、主に新作落語を演じることなどから、同年代の落語家よりも一段低い評価を受ける傾向あります。
が明石屋さんまさんが弟子に付いたことでもわかるように本当に面白い人なのです。
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笑福亭松之助師匠の子息は
落語家さんです。実子の笑福亭梅之助(現・明石家のんき)さんといいます。さんまさんの兄弟子ですね。
明石家さんまさんと笑福亭松之助師匠の関係
明石家さんまさんが弟子入りを希望してきた際、「何でワシのとこなんか来たんや?」と問うたところ、さんまさんは「TVアラカルト」を聞いて感銘を受け「センスよろしい から」と答えたそうです。
さんまさんに悪意は無いとはいえ不遜な返答でしたが、それに対して松之助師匠は「おおきに」とだけ答え、決して怒ることはしなかった(さんまさんが弟 子入りする師匠を探すために一日中落語を見た中で、松之助師匠が一番と判断した)ようです。
ここから、師匠と弟子の奇妙な関係が生れていますね。ようは明石家さんまさんが全国区の売れっ子になってしまったことにより、笑福亭松之助師匠という大御所が、あの明石家さんまの師匠という立場にならざるをえない。
ということでずいぶん複雑な気持ちではいらしたと思います。
明石家さんまさんはしかしどんなに売れっ子になっても、師匠を敬い尊敬している気持ちは間違いないようで、
80歳をこえ被り物をする師匠の笑福亭松之助にさんまさんから注意したらと関係者に言われても、そんな師匠(80を超えても平気で被り物をする)だから自分は、弟子になったといってはばからなかったという事です。
まとめ
いかがでしたか?笑福亭松之助師匠の自叙伝を少し読んでみたくなったでしょうか?
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