2016年夏の大会第98回高等学校選手権大会
8月17日(水)3回戦第二試合
10:30開始予定
花咲徳栄(埼玉)×作新学院(栃木)
≪見どころ≫
作新学院エースと花咲徳栄の打線の対決が見もの
花咲徳栄(埼玉)―作新学院(栃木)はプロ注目投手対決が実現しそうだ。花咲徳栄は左腕・高橋昂也。打たせて取るピッチングだが、走者を背負うと三振を狙いに いくピッチング。
対するは最速152キロ右腕の作新学院・今井。昨夏はベンチ外でスタンドで応援していたが、今年はチームの主役どころか、甲子園の中心に。がむしゃ らに投げるだけの投手からクレバーな投手に変身し、完成度の高さを見せる。投手戦は必至です。
8月15日(月)2回戦最後の試合 樟南高校VS花咲徳栄
≪みどころ≫
樟南のエース浜屋将太の仕上がりはいい。
花咲徳栄は1回戦は投打とも消化不良の試合でした。
高橋昂也の出来によりますが、花咲徳栄は厳しい試合展開が予想されます。
高橋昂也投手
第98回選抜野球で注目の左腕です。
活躍が期待される好投手です。
花咲徳栄(埼玉)の今秋ドラフト候補左腕・高橋昂也(3年)がいよいよ登場します。
【高橋昂也投手プロフィール】
氏名:高橋昂也(たかはし・こうや)
生年月日:1998年 9月27日
181cm 83kg
左投左打
最速145km
埼玉県出身
小3から栗橋ジャイアンツで投手として野球を始め、栗橋東中時代は久喜シニアに所属して3年春に関東大会出場しています。
小学校時代にサッカーをプレーしていたという情報もあります。
子供時代に複数の競技を行っていた選手は大成するという
データもあります。ラグビー日本代表の五郎丸選手がサッカーをしていたという話しは有名ですね。
花咲徳栄 では1年秋に背番号1でベンチ入り。2年夏に甲子園出場。181センチ、83キロ。左投左打。家族は両親と祖母、姉がいます。
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昨夏から大きく進化を遂げ、2季連続の聖地へ挑 む。最速145キロ左腕の高橋昂は、「チームとしては優勝を目指して、個人的には夏とは違った自分を見せたい」と意気ごんでいます。
冬場は足袋をはき、砂を敷き詰 めた50メートルの距離を何度もダッシュ。同校の過酷な名物トレで、下半身をいじめ抜いた。さらなる本格派へスケールアップする準備は完了。
下半身の徹底的強化が甲子園で花開くか?
岩井隆監督(46)との二人三脚で大投手を参考にいろいろな取り組みを行いました。
昨夏は背番号18のリリーフ。基本的にセットポジションで投げていたが、昨秋後にワインドアップに変え、打者に向かって踏み出す際に 少し軸足を曲げる“ため”を作りました。「
軸足の使い方は江夏豊さん(元阪神)や大野豊さん(元広島)の動画研究。
軸足に体重が乗るようにして、下半身を 使った投げ方ができるように」と指揮官。豪快なフォームで、腕の振りは鋭くなった。さらに一呼吸置くことで、打者のタイミングを取りづらくする狙いも。
さらにはフォームがバラバラになるのを防ぐため に、投球のリズム感は工藤公康(現ソフトバンク監督)をイメージさせました。
球史に名を残すレジェンド左腕をお手本にして、体全体を使って投げ込む感覚を覚え た。「目標は相手が分かっていても打てない真っすぐ。
球速というより球の質は上がっていると思う」と高橋昂。決め球のフォークなど、変化球とのコンビネー ションは威力を増しそうです。
昨秋の埼玉県大会。早大本庄戦では1試合19奪 三振をマーク。要所で空振りを取れる投球を意識したそうです。
「将来的に考えて、抑えで三振を取れる力がつけば、先発で困った時に三振が取れることにつなが る」と岩井監督。救援で修羅場を乗り越えた経験を糧に、先発完投型に成長しつつあります。
今大会は大阪桐蔭・高山らライバルの実力派左腕がズラリそろっていますが、負けたくない気持ちは人一倍強いでしょう。
また球界の名投手を参考にしシュミレーションも完璧です。
あとは甲子園の実戦のみ。
まとめ
花咲徳栄高校といえばいまだに本当に記憶に残るシーンがあります。
◎2003(平成15)年・第75回大会
■準々決勝 東洋大姫路高(兵庫)2-2花咲徳栄高(埼玉)/延長15回
■再試合 東洋大姫路高(兵庫)6-5花咲徳栄高(埼玉)
引き分けた最初の試合は東洋大姫路高のグエン・トラン・フォク・アンと、花咲徳栄高の福本真史が 一歩も譲らず、無得点のまま延長戦へ突入。
10回表に花咲徳栄高が待望の先取点を挙げれば、その裏に東洋大姫路高が追いつく展開。延長最終回の15回には 花咲徳栄高が相手エラーで1点を奪うも、
その裏の東洋大姫路高も2死三塁から内野ゴロエラーで同点。結局、2-2で引き分け延長再試合が決定。両投手とも投球数は200球を超えた。
翌日の再試合は、前日の静かな試合とは一変し、シーソーゲームとなった。そして、土壇場の9回表、花咲徳栄高 が同点に追いつき、史上初の「引き分け延長再試合も延長戦」に。
決着は10回裏についた。無死から三塁打を打たれたのは、9回から登板した花咲徳栄高・福 本。満塁策をとったが、最後はワイルドピッチで、三塁走者がサヨナラのホームイン。
うずくまって号泣する福本を、花咲徳栄高ナインが抱きかかえて整列する シーンは、いまでも多くの高校野球ファンの胸に刻まれている。
高橋昂也投手が実際どれくらいストレートの威力が増したか?選抜での活躍が今から楽しみです。2016年のドラフトでももちろん名前はあがる可能性は高いですね。
おまけ
≪巨人堤GMが視察1度見ておきたかった≫
巨人堤GMが7月27日、花咲徳栄・高橋昂也投手を視察した。「春からリストにありましたが、担当(スカウト)から『急成長している』という報告が来ていた ので、1度見ておこうと思いました。球の力がありますね。高校生の左投手であれだけ投げられる選手はそういないと思います」と評しました。
追記
- 2016年ドラフト広島カープ第2位指名
花咲徳栄(埼玉)高橋昂也投手(3年)が広島に2位で指名を受け2017年広島カープに入団。
- 2017年の大会第98回高等学校選手権大会 花咲徳栄高校が初優勝しました。
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