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がっちりマンデー!!【職人の金メダル、黄綬褒章!】
2019年7月21日(日) 7時30分~8時00分
82歳のおばあちゃん柏木一枝さんが手作業で行っています。山中和紙(さんちゅうわし)
飛騨市河合町で鎌倉時代から脈々と引き継がれてきた「山中(さんちゅう)和紙」の手すき職人、柏木一枝さん(82)。原料の採取からすき工程まで全てが手作業のため、ピーク時は約90軒あった生産農家も今では柏木さんを含む2軒のみとなってしまいました。
「和紙のコウゾの皮むき、コウゾたくりというのをしている」工程です。
柏木一枝さんは「障子に貼っても何十年もつ」と話した。
合掌造りで知られる世界遺産の白川郷、この村にある旧遠山家民俗館の障子に柏木さんがすいた和紙が使われている。山中和紙はほとんど手作業で1年かけて作られる。
原料となるコウゾを春から栽培し、10月の終わり頃に収穫。収穫したコウゾを釜で蒸し皮を剥ぐ。そして冬になり雪が積もると重要な作業をする。近くにある小川に向かい、コウゾにある汚れを落とす。手が凍るような過酷な作業です。
約800年前より続く伝統工芸です。原料となる楮の栽培、刈り取り、皮むきなど、すべて手作業で行っています。なかでも、冬の雪ざらし作業が飛騨の風物詩となっています。
自然漂白の為、環境に優しく、素朴な風合いで親しまれています。
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柏木一枝さん現代の名工に選ばれています。
2017/11/29
=山中和紙手漉き工の柏木さん=厚労省が2017年度「現代の名工」に選出
厚生労働省はこのほど2017年度「卓越した技能者・現代の名工」149名を決定。去る11月6日、東京都内のホテルで表彰式を執り行った。このうち手漉き和紙部門からは山中和紙(さんちゅうわし)の手漉き工、柏木一枝さん(81)が選ばれた。
山中和紙は岐阜県飛騨市河合町で、今から800年余り前の鎌倉時代から作られている。河合町(旧・河合村)が山奥だったことから、「山中和紙」と呼ばれた。その特徴は豪雪地帯らしく、原料の楮(こうぞ)を冬場の雪晒しによって自然漂泊すること。
だが寒風の中で雪晒しの、冷たい水を使う紙漉きの仕事には厳しいものがあり、後継者は年々減少。かつては農家の冬仕事として河合村に90軒ほど生産者がいたが、現在は2軒しか残っていないという。柏木さんは今も、原料の栽培から紙漉きまで伝統的な技法を引き継いで、山中和紙の製造を行っている。
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山中工房アクセス
■ 企業名: 山中工房
■ 代表者名: 柏木 昭人
■ 住所: 〒509-4301 飛騨市河合町角川709
■ TEL: 0577-65-2912 ■FAX: 0577-65-2288
■ 営業時間: 8:00~17:00 ■定休日: 不定休
■ 取扱カード種類:無
■ 主要商品:障子紙、和紙、端切らず、便箋、はがき、灯かり
■ 料金・価格:障子紙3,000円、はがき5枚入り400円、色はがき5枚入り420円、名刺20枚入り600円、端切らず1枚90円、灯かり8,000円より
柏木一枝のお孫さんも継承する
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