ビートたけしのTVタックル
2019年5月26日(日) 11時55分~12時55分
鈴木政彦(妙楽寺住職)が出演します。
全国でバチ当たりな“墓石の不法投棄”が相次いでいる…不要になった墓石は僧侶が供養した後、寺などに安置するか法律に基づき業者が回収、破砕などの処理をすべき。しかし墓石を安置するお寺に不法投棄する不届き者が…住職が実情を訴える!
40年前から不要になった墓石の受け入れを始めた浄土真宗のお寺「根引山 妙楽寺」(愛知・豊田市)です
2万基を超える墓石の山「墓の墓場」最近の傾向で墓じまいが増えているのに伴い持ち込まれる墓石も増えています。
この場所にも墓石の不法投棄が増えているのです。
墓石の不法投棄と言えば本当に罰当たりなはなしですね。
妙楽寺のお墓のお墓は、通常のお墓の敷地を囲むように山の斜面に引き取った墓石が並べられています。その数、なんと2万基以上。
お墓の1番上にある「竿石」以外の墓石で作られたひな壇に、「先祖代々の墓」や「戒名」などが彫られた竿石がひとつひとつきれいに並んでいます。竿石だけではなく、お地蔵様や観音様、キリスト教の墓標まで、依頼があればどんなものでも引き取っています。
周辺に石材店が多く、墓石の引き取りに関する相談があったことなどから、妙楽寺は40年前から墓石の永代供養を始めました。当時は年に数件程度の受け入れでしたが、15年ほど前から徐々に依頼が増えてきたそうです。
「今、年間に200件ぐらいのご相談や依頼がある。だんだん増えてきています」
元々住職の父が石材店を営んでいたことから相談を受けたことがきっかけです。
妙楽寺のように墓石の永代供養をしてくれるところはまだ少なく、不要になった墓石は再利用される場合もあります。
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消波ブロック代わりに墓石を利用
再利用の際には砕いて処理をするのが一般的ですが、去年ある異様な光景が話題になりました。福岡県の海岸沿いに約50メートルにわたって並べられた石、よく見ると戒名や名前が刻まれた「墓石」が交じっています。
県が調査したところ、50年以上前に護岸工事で墓石が再利用されていたと判明。当時は供養も済ませているということで、今は潮の流れなどで壁が崩れないよう根固めの石として使われています。
根引山妙楽寺
■ 名 称 根引山 妙楽寺 ねびきさん・みょうらくじ
■ 所在地 〒444-3231
愛知県豊田市花沢町上根引2-1
■ TEL TEL:(代表)0565-90-2853
E-mail info@myorakuji.toyota-jp.net
■ 宗 派 浄土真宗大谷派
■ 総本山 京都 東本願寺
■ 住 職 鈴木 政彦
■ 駐車場 500台以上可能
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鈴木政彦さんはトライアル競技の選手
まさかこの格好では??
根引山妙楽寺(浄土真宗)の住職鈴木政彦さんはトライアル競技のライダー。自然の地形を使ってライディング技術を競うトライアル競技のベテランで、寺の境内に約5万平方メートルのトライアル場を造営し、地方選手権などに施設を提供している。法事などで忙殺され、10年近く公式戦を控えてはいますが・・・
鈴木住職は小学6年で出家得度。高校卒業後に京都で修行し、成人してから先代住職の祖母から寺を継いだ。トライアルに興味を抱いたのもそのころで1988、89年とノービスクラスで優勝。同じ時期にトライアル場も日本モーターサイクルスポーツ協会のコース認証を受け、現在は中部選手権を開催している。
施設に決められた使用料はない。その代わりにお布施を受ける。境内の休憩所にある招き猫の貯金箱に投じる仕組みだ。「あくまでお志。トライアルは仲間意識が強く、清掃して帰られる方もいます。騒音もなく、自然を大きく破壊することもありません」と言う。
寺は200軒以上の檀家(だんか)を持ち、特に週末は法事で忙殺される。そのため10年近く公式戦から遠ざかっており、「トライアルは年齢に関係なく楽しめる。できれば来年はどこかの大会に出てみたいですね」。久々の競技復帰に意欲的。
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