加藤公代(近畿大学広報室室長)の出身大学志願者日本1に寄与した理由

アイドル顔負けの“KINDAI GIRLS”に“マグロ”を全面に押し出したポスター!斬新な取り組みで世に話題を提供し続ける近畿大学広報の仕掛人に密着!

セブンルール【志願者数日本一近畿大学広報室長!話題広告&ド派手入学式仕掛け人】

2019年4月23日(火)  23時00分~23時30分

大学の広報室といえば、いわば大学の顔です。
少子化で大学間の過当競争が激しいこの時代にあっては、広報の仕事は非常に重要と考えられます。

加藤公代の経歴

1993年、近畿大学のし、そのまま近畿大学に勤務

愛媛県出身48歳。1989年近畿大学入学。文芸学部を卒業後、そのまま近畿大学に職員として就職し、2017年より現職。斬新な学生募集広告が話題を集め、7年連続で広告賞を受賞。

この他、つんく♂氏を起用して入学式を行うなど、大学の枠に留まらない取り組みを仕掛けている。

 

近畿大学広報室の評判

「ニュースを発信するタイミングが上手い」「情報量と分析力を持ち合わせていて、取材する側も鍛えられる」「他大学と比べて、コンテンツの見せ方が一味違う」「パラアスリートの育成など、先見の明がある」

完全養殖を世界で初めて実現した「近大マグロ」、新入生のモチベーションを上げる「日本一ド派手入学式」、願書出願の完全ネット化「エコ出願」などの話題性で知名度・注目度ともに急上昇中の近畿大学。

華やかな話題の影には、地道かつ粘り強いブランド・広報戦略への取り組みがありました。

 

「近大マグロの反響は大きく知名度アップにつながりましたが、他にも多くの学部が研究成果を挙げています。広報戦略の根底には、近畿大学に眠る“情報の宝庫”をメディアに積極的に発信していこうというねらいがあります」メディアに対してはつねにウィン&ウィンの関係を尊重し「近大にはつねに情報がある」

山の頂上からマグロの頭が飛び出すイラストに「固定概念を、ぶっ壊す。」のコピー。14年1月の新聞広告を記憶している人も多いだろう。後に新聞の広告賞を複数受賞。マグロは数多ある近大の研究成果の一つという学内の反発も「これは近畿大学のシンボルですから」で突破した。

「ネタに困ったら近大へ」といった認識をマスコミとも共有。他校であれば敬遠するようなバラエティ番組でも、内容に問題がなければ取材協力を惜しまない大胆な姿勢を貫き、年間370本超のプレスリリースも発信。近畿大学の魅力を積極的にアピールしてきた。

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