ご存知この映画は故樹木希林さんが並々ない熱意で企画した映画です。
この映画は62歳の女が38歳と偽って金を集め、出資法違反で逮捕された事件がモチーフとなっています。ご存知の方も多い実在の事件。この年齢のごまかし方がイタイと言って話題になった山辺節子投資詐欺事件です。
樹木さんが『RAMPO』(1994)などで一緒に仕事をした奥山和由プロデューサーに提案して映画化が実現。監督は『健さん』(2016)などの日比遊一が務めている。
主演のエリカ役は樹木さんの指名で親交の深い女優・浅田美代子に決まり、樹木さんはエリカの母親役で出演も果たした。樹木希林の遺作なので要注目です。
いよいよ劇場公開日も 2019年6月7日に決定。公開を待つばかりです。
公開日: 2019年6月7日
キャスト 監督・脚本:日比遊一
製作総指揮:奥山和由
出演:浅田美代子 平岳大 窪塚俊介 木内みどり 樹木希林
配給 KATSU-do
制作国 日本(2018)
上映時間 103分
備考 TOHOシネマズ シャンテほか全国にて
公式サイト http://erica38.official-movie.com/
エリカ38ってどういう映画?
2018年9月に他界した樹木希林が生前、自身初となる企画の下で製作された映画で、実在の事件をモチーフに、60歳を過ぎても38歳と偽って色香で男たちをだまし、最後は異国の地で逮捕された女の姿を描いた。渡部聡子=自称エリカは、愛人である平澤育男の指示のもと、支援事業説明会という名目で人を集め、架空の投資話で大金を集めていた。
しかし、平澤が複数の女と付き合い、自分を裏切っていることを知ったエリカは、平澤との連絡を絶ち、金持ちの老人をたらし込んで豪邸を手に入れた。老人ホームに入っていた母を呼び寄せ、今度は自ら架空の支援事業の説明会をおこない金を詐取していくエリカだったが……。
エリカ役は、45年ぶりの映画主演となる浅田美代子が務めた。樹木は浅田の代表作になってほしいという思いから今作を企画し、自らもエリカの母役で出演もしている。監督は「健さん」「ブルー・バタフライ」の日比遊一。
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エリカ38のスタッフ&キャスト
監督
日比遊一
脚本
日比遊一
企画
樹木希林
製作総指揮
奥山和由
プロデューサー
中村直史
キャスト
浅田美代子 渡部聡子(エリカ)
平岳大 平澤育男
窪塚俊介 橋本弘
山崎一 玉木亮介
山崎静代(南海キャンディーズ) 小島マリ
エリカ38の見どころ
2018年に75歳で亡くなった女優の樹木希林さんが初めて企画した映画で、樹木さんの遺作。最後の情熱をもって作った作品です。
62歳ながら「38歳」と偽った女性による実在の詐欺事件がモチーフとなっているのだが。。。
出演の経緯は浅田美代子は「樹木希林さんとは私的にも仲が良くて。家でいっしょにワイドショーを見ていたり、電話でいろんな話をしている中で、(モチーフとなった)事件があった時『美代ちゃん、アンタはこういうのをやったほうがいいよ』って言われたようだ。
『私には(オファーが)こないと思うよ』と言っていたら、急に(主演の話が)きたので、『本当に希林さんが動いたんだ』と思ってびっくりした」と回想。それだけ力を注いでいた。
監督、プロデューサーも樹木さんが指名しており、「美代ちゃんに何か残る作品を作ってあげたいって言って、この3人でタッグを組めばきっといいものができると言ってくれた。まさに浅田美代子のために映画を作った。
この実在の事件を起こした山辺節子に浅田美代子が一番いいと樹木希林は考えた。
同作には南海キャンディーズの山崎静代(40)も出演。
しずちゃんも樹木さんに憧れていたそうで、「本当にお会いしたかったので、ご一緒させていただけるということで舞い上がりました。
希林さんを一目見たいという気持ちで現場に行きました」と笑顔。浅田とは初共演で、「浅田さんがすごく美しくてエロいところがあるので、ぜひ熟女好きの方に見ていただきたい」
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