がっちりマンデー!!
TBS系列で放送
2019年2月10日（日） 7時30分～8時00分
ライフピース 2017年5月の設立で、特許水を活用し、生花を鮮やかな色のまま保存する「ピュアートフラワー」の事業を手掛ける。従業員は4人。この会社が新たに立ち上げた無限七星FISHという特許水です。
無限七星FISHは奇跡の水?
愛媛県松山市のライフピースが製品化した無限七星FISHという水が取り上げられます。
どんな水かと言えば、殺菌効果のある特殊な「水」を魚や刺し身にすすぐと通常より新鮮な状態を長く保つ効果があるというもの。
同社では魚や刺し身などを扱う流通業者などに販売する事業を2018年秋に始めています。
特徴は急速冷凍より食感が落ちにくく、輸送コストを3割程度削減できるという優れもの。今月中にも本格的な販売に乗り出す予定で全国のスーパーや飲食店に売り込む。
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無限七星FISHとはどんな水？
水にアミノ酸を溶け込ませた特殊な水溶液「ATW―01」を使用するがこれは神戸市の食品コンサルティング会社、リベラルが開発し、製造方法の特許を取得。
ライフピースが専売契約を結んで完成した製品。
正直メカニズムの裏ずけがまだできていないのです。大学の先生も太鼓判を押すところまでは言っていない。今微妙な商品？
ただね地元の保健所から清涼飲料としての承認を受けており、飲用しても人体に害がないというところまではわかっているのです＾＾
同社は通常は1～2日ほどで傷むとされるハマチの切り身を特許水ですすいだ後に冷蔵し、6日後にすし店の協力で品質を調べた。
試食したところ食感や色味など、切った直後と遜色ない状態を保てたという。タイやヒラメ、アジでも同様の結果が得られたとしています。
すでに三崎漁業協同組合（愛媛県伊方町）が採用を決め、利用するための準備を進めている。三崎港で水揚げした魚を同漁協の加工場で切り身にし特許水ですすぐ。真空パックにした後、百貨店の鮮魚売り場や飲食店などに出荷する計画です。
また傷みやすく地元にしか流通しないアイゴなどの魚の大都市圏への出荷も可能になると期待。
阿部吉馬代表理事組合長は「氷詰めが不要で発泡スチロールではなく段ボールで輸送できる。冷凍設備もいらないため、これまでより輸送コストが3割程度は削減できる」と見込む。
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解析を手掛けた愛媛大学の渡辺裕名誉教授によると、この水溶液はアミノ基が菌や臭いのもとをつかまえるため、殺菌・消臭効果があるという。
渡辺名誉教授は「完全なメカニズムの裏付けができたわけではないが、非常に面白い水溶液だ」と評価する。財団法人食品薬品安全センターなどでの試験では、大腸菌や黄色ブドウ球菌などを殺菌する効果が確認できた。
無限七星FISHは2019年10月期は5000万円の売り上げを目標としています。
発売元や販売価格
株式会社ライフピース
〒790-0932
愛媛県松山市東石井2-23-10
東石井中村ビル
TEL・FAX 089-904-6937
MOB 090-1327-3872
市駅前事務所
〒791-1106
愛媛県松山市千舟町5-3-17
市駅前ビル３F
卸価格は1リットル1万円程度で販売
市販は（小売り）行っていない。
一見１万円は高く感じますが、１ℓの無限七星FISHでハマチなら60～100尾ほど処理可能。
切り身1パックあたり10円強のコスト増となるが、輸送費削減や販路拡大効果を含めると吸収できる見込み。
まとめ
スーパーや飲食店では人手不足が深刻となっており、自前での鮮魚加工の負担感は強まっている。保存のきく切り身の状態で仕入れることができれば作業効率化や食の安全につながることは必須。
「鮮魚流通の常識が変わる」とする関係者もおり今後注目を集めそうですね。
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