豚コレラがニュースになっています。
昨年岐阜県で感染が確認されました。
愛知県によりますと、国内では26年ぶりの発生です。
人間に感染する可能性や豚コレラに感染した豚肉を誤って食べてしまった場合
どうなんだろうって気になります。
結論からいえば豚コレラのブタから人間に感染することもありませんし、感染した豚肉を食べてしまっても大丈夫です。
以下愛知県の公式WEBより抜粋させていただきます。
平成30年9月9日、岐阜県の養豚農場において、国内では26年ぶりとなる豚コレラの発生が確認されました。また、9月14日以降、岐阜県内の野生いのししから豚コレラの感染が確認されています。
愛知県では、12月22日に、犬山市内で捕獲された野生いのししから豚コレラの感染が確認されました。
畜産農家の皆様方におかれましては、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期通報について、万全を期していただくようお願いいたします。
なお、豚コレラは、豚やいのししが感染する病気であり、強い伝染力と高い致死率が特徴ですが、人に感染することはありません。
食品安全委員会の見解によれば、仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。
岐阜県内で昨年9月以降、発生が相次いでいた家畜伝染病「豚コレラ」について、農林水産省は6日、愛知県豊田市の養豚場で飼育している豚で感染を確認したと発表した。
また、この農場から豚が出荷された長野、岐阜、滋賀、大阪、愛知の5府県の農場の豚でも感染が確認されたという。一連の感染拡大の中、岐阜県外の施設で発生が確認されるのは初めて。
豚コレラをめぐっては昨年9月、国内の施設では26年ぶりとなる発生が岐阜市内で確認された。以降、岐阜県内の豚やイノシシの施設で計7例の発生を確認し、約1万頭の豚と22頭のイノシシを殺処分していた。
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野生のイノシシがウイルスを拡散している恐れがあるとして、岐阜県が防護柵をつくるなどして感染拡大の防止に取り組んでいた。
豚コレラはイノシシからも感染しイノシシは野生がほとんどなので移動するので、
豚コレラ感染力の強さと相まって日本全土に感染が広がる危惧があります。
豚コレラは豚やイノシシに感染する病気で、高熱や食欲不振などの症状を引き起こす。感染力が強く致死率も高い。身体接触や食品を介して主に伝染するが、人には感染しない。
感染が発見された場合は、発生農場の豚を全頭殺処分するのが基本対策となる。今回の流行でも、農林水産省はすでに7例目までで1万658頭を殺処分しています。
豚コレラの抗体ワクチンは存在しますが、養豚農家にかかるコスト面の負担が大きいこともあり、日本国内では2006年4月から使用を中止しています。
また、ワクチンを家畜豚に投与した場合、獣疫に関する国際組織である国際獣疫事務局(OIE)が定める「清浄国」の認定を外れるため、豚肉の輸出に影響が出る可能性が。
農水省としては、殺処分と囲い込みによる拡大防止で収束させ、ワクチン投与は避けたい考えです。