辰巳涼介外野手が大学生ドラフトの目玉として注目されています。
走攻守高い次元でバランスの取れた選手として評判が高い選手。
10月25日のドラフト会議でも何チームが1位指名するか見ものです。
ドラフト結果 辰己涼介外野手(立命大)に“外れ1位”指名で楽天、阪神、巨人、ソフトバンクの4球団が競合。石井一久GMが右手で交渉権を引き当てた。
兵庫県立社高校時代は高校1年秋から外野手に専念したが、3年時にはチームのスピードガンで148km/hを計測したほどの強肩だ。
「体格が変わった今はどれくらい投げられるか試したいです」といたずらっぽく笑う。
また走っても50mは「野球をやっている人にはほとんど負けたことがない」と5秒7の俊足が光る。一番の武器を聞くと「肩と足。どちらかというと肩ですかね」と話す。
でも足も十分早いので。
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プレーのこだわりは
「忠実なプレーをすることですね。僕は“キレイ”と言われたいです。投げ方にしろ、走り方にしろ、打ち方にしろ、オーソドックスなものを目指してやっています」
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成績
高校通算20本塁打を放ち、立命館大でも1年春から出場し満塁本塁打を放つなど打率.367をマークしている逸材。守備についても全く穴はない。
辰巳涼介プロフィール
所属チーム
大淀ボーイズ(神戸市立藤原台小)
神戸三田ドジャース(神戸市立有野中)
社高
立命館大
地元関西の阪神タイガーススカウトも絶賛。
外野手の即戦力として1位指名も。
「第67回全日本大学野球選手権」に2年ぶりに出場した立命大の今秋ドラフト1位候補・辰己涼介外野手(4年)が11日、奈良学園大との初戦で決勝打を含む2安打2打点の活躍。福留や糸井の後釜になれる存在として、視察した阪神スカウト陣をうならせた。
50メートル走5秒7、遠投125メートルと抜群の身体能力に、体脂肪率5%と無駄のない研ぎ澄まされたボディー。それだけじゃない。抜群の“野球脳”も兼備する辰己に、ネット裏のあちらこちらから感嘆の声が漏れた。
阪神も例外ではない。和田豊テクニカルアドバイザー以下、総勢12人で金の卵を視察。担当の熊野輝光スカウトは「足、肩、打撃とすべてで高いレベル。スターになれる要素は十分です」とうなった。さらに自軍の選手を引き合いに出し「福留や糸井の後釜としても考えられる外野手かな」と評価。客観的な意見として「補強ポイントが合う球団なら、1位指名もあるのでは」と今秋のドラフト戦線をにらんだ。
各球団の反応は?
オリックス・長村裕之球団本部長兼編成部長
走攻守全てにおいて高いレベルにある。肩も強い。そういう意味ではイチローみたいなタイプ。打撃を見てイチローというわけではなく、全体的にレベルが高いという意味で。広角に打てるし、力強さと器用さがある。大学生の野手ではトップレベル。
▼楽天・長島哲郎スカウト部長
脚力と肩の強さは(西武の)秋山に近い。スピードがあって飛距離が出れば秋山みたいに1、3番を打つような選手になる可能性はある。1軍のレギュラーを奪える能力はある。
▼日本ハム・大渕隆スカウト部長
リストが強く、素晴らしい。守備と足もあるので、補強ポイントが合う球団によっては1位でいくところもあるのではないでしょうか。1軍ですぐやれる力を持っている。
現時点でも5球団の1位指名はありえます。
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