22:00~NHK Eテレ SWI
舞台をはじめ、ドラマや映画で幅広く活躍されている、女優の奈良岡朋子(ならおか ともこ)さん。 私にはやはり舞台女優の印象が強い。
そのうえ、80歳を過ぎてなお現役で年齢は(89歳)という、バイタリティの塊の女優。
宇野重吉や滝沢修、大滝秀治亡き後の劇団民芸を引っ張っている。
奈良岡朋子の略歴
生年月日:1929年12月1日
出身地:東京都
身長:156cm
経歴
1948年 入団(民衆芸術劇場)
出演舞台
- 2017年 『「仕事クラブ」の女優たち』秋吉延
- 2017年 『黒い雨-八月六日広島にて、矢須子-』 一人語り(各地)
- 2016年 『バウンティフルへの旅』キャリー・ワッツ役(各地)
- 2016年 『二人だけの芝居』クレア役
- 2015年 『根岸庵律女』 正岡八重役
- 2015年 『黒い雨-八月六日広島にて、矢須子-』 一人語り(各地)
- 2014年 『バウンティフルへの旅』 キャリー・ワッツ役
- 2013年 『八月の鯨』 リビー役
- 2013年 『黒い雨-八月六日広島にて、矢須子-』 一人語り
- 2012年 『満天の桜』 松島役
- 2011年 『カミサマの恋』 遠藤道子役
- 2010年 『十二月』 九城扶可子役
- 2009年 『神戸北ホテル』 大関うらら役
- 2008年 『浅草物語』 鏑木りん役
- 2007年 『坐漁荘の人びと』 片品つる役
- 2006年 『喜劇の殿さん』 みやこ蝶々役
- 2005年 『ドライビング・ミス・デイジー』 デイジー・ワーサン役
- 2006年 『エイミーズ・ビュー』 エズミ・アレン役
- 2005年 『火山灰地』 駒井ツタ役
舞台の出演が多いです。
奈良岡朋子の若い頃
奈良岡朋子さん。戦時中は府立第一高女(現・東京都立白鴎高等学校)在学中の1945年に父の故郷である青森県弘前市に疎開し、青森県立弘前中央高等学校卒。
大学在学中の1948年、民衆芸術劇場付属俳優養成所に1期生で入所し、同年の『女子寮記』の寮生役が初舞台となる。
1950年に劇団民藝創設に参加したのが21歳の時。旗揚げ公演の『かもめ』に小間使役で出演した。なんと21歳で劇団創設メンバーに。
早熟と言えば言えなくもありません。
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岡本健一との関係
岡本健一とは舞台の共演関係が過去に。
「二人だけの芝居 -クレアとフェリース-」で共演を果たしているもの。
上演地 会場 上演期日 上演回数 お問合せ
東京 東京芸術劇場シアターウエスト 2016年4月4日~21日 17回 劇団民藝
水戸 水戸芸術館 ACM劇場 2016年4月23日・24日 2回 水戸芸術館
市川 市川市文化会館 小ホール 2016年4月28日 1回 市川文化会館
計20回
奈良岡朋子(86当時)岡本健一(46当時)が4月3日、東京・芸術劇場で4日に初日を迎える舞台「二人だけの芝居 -クレアとフェリース-」の前日会見を行った。25年ほど前に知り合い親交がある2人だが、舞台でがっつり芝居をするのは初めて。
岡本健一は、奈良岡が代表を務める劇団民芸に足しげく通っていたそうで、いわゆるファンで
「10年くらい前に『入りたい』と言ったら断られました。事務所を辞めて? そうです」と明かした。
奈良岡も「とにかく芝居が好きな人。演出家のだめ(出し)もすぐに直せる。先輩から伝えられたことをびしびし言うのは、理解するから言える」と評価が高い。
結構真剣に岡本健一は劇団民芸に入りたかったようです。