宮澤佳廣のプロフィールと著書は?『靖国神社が消える日』の内容

7月22日
読売テレビそこまで言って委員会
ゲスト出演

宮澤佳廣氏の経歴は次のとおりです。

生年:昭和33年9月(60歳)
長野県生まれ。
國學院大學文学部神道学科卒業。

湊川神社(兵庫県)、四柱神社(長野県)権禰宜を経て
昭和60年に神社本庁に奉職。
神社本庁では教化部長、渉外部長、
神道政治連盟事務局長、神社新報社編輯長等を歴任。

平成18年に靖国神社に奉職し、宣徳部長、総務部長等を経て、
平成29年6月末で退職。
平成11年から國學院大學兼任講師を務める

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『靖国神社が消える日』

いわゆる靖国神社内部からの著書です。

著者の宮澤佳廣氏は、約十年間にわたって靖国神社に禰宜(ねぎ)として奉職した人物である。禰宜は宮司、権宮司の下で、靖国神社のナンバー三である。
ちなみに禰宜の下の位は権禰宜。
その立場から、靖国神社をめぐる問題はどのようにとらえられるのか。

単立の宗教法人で、神社界の総元締めである神社本庁の傘下にはない。
徳川宮司は宮司経験があるが、A級戦犯を合祀したときの松平永芳のように神職の経験がない人物が宮司になることが多いのも、それが関係するだろう。

宮司の条件は名家の一員であるかどうかが
一つの基準になっているように思われる。

そのため、靖国神社の側は、国の意向や神社界の意向をくむことなく、
その方針を独自に決定することができる。

靖国神社を支える崇敬奉讃会は、戦争を経験した人間はもちろん、
戦没者の遺族さえ少なくなり、その分、
発言力を失ってきているようにも見える。
時間的な流れから言えば当然の帰結。

となれば、宮司個人の意向で、靖国神社のあり方を変えることが可能である。
実際、みたままつりにおける露店の中止は、
その具体的な現れであり、『靖国神社が消える日』の著者宮澤佳廣氏は、
その点を強く危惧しているように思われる。

賊軍の合祀などといったとき、
それを一般の国民が判断するとすれば、
それに反対する人はほとんどいないと考えられる。

反対する合理的な理由が見当たらない。

目次は以下の通り

目次

靖国神社は自衛隊員を祀れるか
遊就館「歴史記述」見直しの攻防
映画「靖国 YASUKUNI」の内実
首相の公式参拝と「国家護持」の関係
相次ぐ「靖国裁判」との戦い
「戦没者追悼新施設」を阻止せよ
「鎮霊社放火事件」が投げかけたもの
「富田メモ」と「A級戦犯合祀」の真相
突如浮上した「賊軍合祀」論
みたままつりの露店が消えた!
靖国「テーマパーク化」構想
「靖国」の未来を憂う
靖国が靖国でなくなる日

興味のある人は読んでもらいたい。

 

宮澤この本で訴えたこととは?

「私がこの本で訴えたいのは、
『靖国の公共性』をどう維持していくかです。

そもそも宗教法人の私事性と靖国の
公共性は相容れないわけですから、
当然、その矛盾が神社の内部にも何らかの
形で現われてくることになります。

これまでは外部の反靖国勢力によって
『靖国の公共性』は攻撃にさらされてきましたが、
むしろ今は、靖国神社の内部から
それが崩壊していく危険性が高まっているように感じるのです。

国民の間から戦争の記憶が薄れ、
戦没者遺族もどんどん少なくなっているなか、
政府も国民も、靖国問題から意識が
離れていっているように見えるのも不安です。

今こそ、もう一度靖国神社について
国家全体で考えるべき時ではないでしょうか」

 

 

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