【ネットワークカメラ】について
クラウドコンピューティングという
言葉を最近よく聞くようになりました。
「ネットワークカメラ」とは、インターネット回線(ネットワーク回線)を利用して
カメラ撮影が出来たり、閲覧出来たり出来るカメラの事を指しています。
方式としては、クラウドシステムを使用していて、
カメラ録画データをサーバーに送って管理するシステムです。
ネットワークカメラ自体にIPアドレスが付与されており、
WEBサーバーとしての機能も搭載されている為、
ネットワークカメラで撮影した映像を遠隔地からでも
WEBブラウザを通してリアルタイムに見る事が出来ると言う特徴を持っています。
WEBカメラと混同されがちだが、
WEBカメラはIPアドレスを持った端末(PCやスマホ等)に接続されていて、
その媒体を通して使用するカメラで、
ネットワークカメラはそれ自体にIPアドレスが付与されている為
に独立して使用出来るカメラとなっています。
その特性の為、防犯目的や監視目的として利用される事が多く、
企業、工場、駅、街中とあらゆる所に設置され、利用されています。
一昔前の防犯カメラや監視カメラと言うと、
特定の場所に置いてあるテープに録画され、
それを閲覧すると言う物でしたが、ネットワークカメラは
ネットワーク環境が有ればどこからでも映像を見る事が出来る為、
その利便性が高まっているのです。
更に費用的にもネットワークカメラは随分と低コストになってきている為、
利用しやすくなっていると言うのも普及率が高まっている理由の一つだと思います。
近年では赤外線機能が搭載されているネットワークカメラも有る為、
夜間でも撮影出来る様になっているのも特徴的です。
カメラのレンズが夜間使用にも耐えるように
高機能化しているということです。
暮らしをより安全にする為、ネットワークカメラの普及は今後も
高まっていくのではないかと予想されているのです。
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ネットワークカメラのタイプ
ネットワークカメラにはどの様なタイプが有るのでしょうか
用途と目的に合わせたネットワークカメラを選ぶ事はとても大切な事です。
どの様なタイプのネットワークカメラが有るのでしょうか。
【屋外対応タイプ】
気温や雨風等、過酷な環境下においても
耐えられる設計がされている屋外でも利用可能なタイプの
ネットワークカメラが有ります。屋外でも雨風が凌げる屋根の下ではない所など、
直接雨風にさらされる様な場所に設置される事を想定し、
カメラを保護するカバーが付いているタイプのネットワークカメラも有ります。
【屋内専用タイプ】
カメラの向きが動く事無く、
固定された状態のネットワークカメラになります。
定点でカメラを設置したいと言う場合に向いています。
雨にはまったく弱いです。
【ドームタイプ】
半球体のカメラで天井に設置してあるタイプのネットワークカメラです。
一見カメラの形をしていないので建物の
美観を損ねる事無く利用できます。
但し球体の中にカメラが有り、球体自体は半透明になっているので、
カメラが今どこを写しているのか分からないと言う特性が有ります。
一番よく見るタイプです。
【光学ズームタイプ】
焦点距離をレンズを動かす事で伸ばして
被写体を大きく写す事が出来るタイプのネットワークカメラです。
被写体自体をズームアップさせる為、
画質が低下しにくいと言う特徴が有ります。
【デジタルズームタイプ】
レンズが動かないので被写体自体を
ズームアップさせて移す事は出来ませんが、
撮影した画像を拡大したりトリミングしたりする事が出来ます。
画像自体を拡大させるので画質が低下してしまう可能性が有ります。
ネットワークカメラのクラウドシステム VOL.2
に続く・・・
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