2012年ロンドン五輪のボクシングミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)が20日、東京・有明コロシアムで、世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦に挑みます。
元WBO世界ミドル級王者で現WBA世界ミドル級暫定王者・同級1位のアッサン・エンダム(33歳/フランス)が村田諒太の相手。
最も選手層が厚いとされるこの階級で、主要団体の世界王者になった日本選手は、WBAのベルトを巻いた竹原慎二さん(45)だけなのです。
WBA世界ミドル級王座決定戦で、村田諒太と対戦するアッサン・エンダムが、どのような特徴を持った選手なのか、過去の試合を見た海外の詳しいボクシングファンが様々コメントがあります。
村田諒太の相手であるアッサン・エンダムの戦績やボクシングスタイルを紹介します。
アッサン・エンダムはプロの世界チャンピオンになった経験があるにも関わらず、2016年のリオデジャネイロオリンピックに出場するためアマチュアボクシングも兼任した珍しい経歴があります。アマチュア経験は村田選手も持っています。
アッサン・エンダム戦績
アッサン・エンダムはフランスの33歳で戦績は35勝21KO2敗です。
リーチ1メートル87・5。短いと思われていた村田の方が0・5センチ長いのです。
年齢は村田諒太が31歳でアッサン・エンダムの33歳より2歳若いです。
アッサン・エンダムは過去のプロ戦績で2敗しています。どちらも世界戦で、それぞれダウンを6度(対ピーター・クイリン)と4度(対デビッド・レミュー)奪われたもののKO負けは免れています。
これを見たら相当打たれ強い選手かなと想像できます。が別の見方では
ダウン回数が多いので、アゴが弱点なのか
こういう2つの異なった意見があります。
時々バランスが悪い時があって、その時にパンチを受けるとどこでも倒れてしまう傾向があるので顎のせいではないと思う。まあ、それそれで問題ではあるけど。それでもこの試合ではスティーブンからパンチを受けてもダウンしていなかったので改善されたと思います
エンダムは、ほとんどの試合で顎の弱さにおびえているように思う。アグレッシブさが足らないし、デビッド・レミュー相手に4度ダウンを奪われて負けた時には道化師のようだった。※ゴロフキンと戦ったら少なくとも2週間は病院送りになるんじゃないかな。
※ミドル級絶対王者現WBA世界ミドル級スーパー王者。現WBC世界ミドル級王者。現IBF世界ミドル級王者。プロ戦績で負けたことがない。
アッサン・エンダムのファイトスタイル
オーソドックススタイルでフットワークを使うタイプです。
ガードを固めて前に出る村田はどちらかといえば無骨というイメージだが、エンダムはフットワークを使い、相手の前進をかわしながらボクシングを組み立てる。
直近となる昨年12月の試合では、試合開始早々、右一発でアルフォンソ・ブランコ(ベネズエラ)をKOしてパンチャーの顔を見せたが、パワーよりもスピードと技巧で勝負するタイプであることは間違いない。比較的アウトボクシングでポイントを稼ぐ作戦か?
村田は試合のポイントを「僕がエンダムをつかまえられるかどうかだと思う」と語っている。
アッサン・エンダム対デビット・レミュー戦
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まとめ
村田亮太はオリンピックで金メダルを獲得したと言っても3ラウンドです。
12ラウンドの判定にもつれ込んだら、経験の無さがどうなるかですね。
早い回なら十分に村田諒太に勝機はあるでしょう。
11R 村田諒太の右ストレート 連打が時折見えますが、アッサン・エンダムはタフです。
判定にもつれ込みそうです。
アッサン・エンダムが2-1の判定で村田諒太に勝利しました。
村田諒太のてかずがすくなすぎましたね。
ダウンを奪ったのに勿体ないですね。
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