カシアス内藤はボクシングジムを作っていた!
3月31日(金) 爆報!
カシアス内藤(元東洋ミドル級チャンピオン)(67歳)と奥さんの三美子さんが主演します。
カシアス内藤はハーフです。
彼の時代ではハーフの地位は低く時としてイジメの対象となっていました。
カシアス内藤がそんな仕打ちを受けていたのかは不明です。しかしカシアス内藤はボクサーになりました。
カシアス内藤は黒人のアメリカ兵と日本人女性との子として神戸で生まれ、横浜で育ちました。
また、アリスの「チャンピオン」のモデルは若き頃のカシアス内藤です。
そんなカシアス内藤はボクシングジムを経営しています。ジムのことや息子もプロボクサーをしているとの事です。紹介します。
カシアス内藤のプロフィール
リングネーム:カシアス内藤
本名 :内藤 純一(ないとう じゅんいち)
通称 :和製クレイ
カシアス・クレイ(モハメド・アリ)の日本版と言われたボクサー。カシアス・クレーをもじってカシアス内藤のリングネームがつけられた。現役当時は「和製クレイ」、「東洋のクレイ」などと呼ばれた。モハメド・アリにカシアス内藤が対面した時、了承を得ています。
階級: ミドル級
国籍: 日本
誕生日 :1949年5月10日(67歳)
出身地 :兵庫県神戸市
プロボクシング戦績
総試合数 39
勝ち 27
KO勝ち 13
敗け 10
引き分け 2
父はアメリカ兵で1951年に朝鮮戦争で戦死しています。
神奈川県の武相高校でボクシング部に入部し、インターハイに出場、ミドル級の高校チャンピオンとなります。
(入部当初はオーソドックススタイルだったが、負傷した際苦肉の策でサウスポースタイルで試合を行ったところ結果的に快勝したため、その後引退までサウスポースタイルで通すことに)。
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【柳柳済斗に破れスランプに】
恵まれた才能を持ちながら、元来の気が優しく精神的に脆い面が災いして、後に輪島功一を倒して世界チャンピオンとなる韓国の柳済斗に敵地で敗れ初黒星を喫すると、以降は精彩を欠いた試合を続けるようになってしまいました。
どうしたカシアス内藤?とファンの目も厳しくなってきました。
【輪島功一にも破れ噛ませ犬の存在に】
一足先に重量級の世界チャンピオンとなった輪島とは、ノン・タイトル戦ながら1972年2月に試合を行っており、壮絶な打撃戦の末に7回KO負けしています。
もう何か体調が悪いかのような無気力さが目立つようになってきました。
戦績が下降線を辿るようになってくると、勢いのある選手の「かませ犬」のような存在となり、1974年にやはり後の世界王者である工藤政志に判定負けし、一旦表舞台から姿を消しました。
この頃ファンもカシアス内藤を見放したというか凄く冷たい目が彼にはもう耐えられなかったのかもしれません。
このことは本人にも気の毒であったし、プロデビューから負けなしで順調に来ていたので、カシアス内藤の精神力の弱さがでた形です。
【カシアス内藤突如の復帰】
4年後の1978年10月に突然復帰して連勝するが、1979年8月に韓国のソウルに乗り込んで朴鍾八との東洋ミドル級王座決定戦に挑むものの2回KO負けを喫し、その年の末に現役を引退した。
【カシアス内藤引退後】
引退後咽頭がんを患っている事を公表し(余命3か月の末期がんの告知を受けます。
カシアス内藤は現役時代名トレーナーのエディー・タウンゼントと約束したこと。
引退したら必ずボクシングジムを作って後進の育成をすることを約束していました。
ノンフィクション作家の沢木耕太郎氏らの協力を得て、2005年2月に地元横浜市中区で念願だったボクシングジム「E&Jカシアス・ボクシングジム」を開設し、生きてる間になんとしてもボクシングジムを開設したいという夢を果たした。
E&Jカシアス・ボクシングジム
E&Jカシアス・ボクシングジム(会長:カシアス内藤)
住所:〒231-0024横浜市中区吉浜町1-9エトアール吉浜2F
(JR根岸線石川町駅北口より1分)
TEL/FAX(045)662-9990
【ジム会費】
入会金 15,000円
月会費 一般:13,000円 高校生:10,000円 小・中学生:6,500円
【営業時間】
平日 15:00〜22:00
土曜日 13:00〜20:00
日曜日・祝祭日 休み
ボクサーになるのを目的にしている人以外にも一般的な練習性も幅広く受け入れています。
ボクシングのリングに上がってみたい人。
ボクシングで健康の維持や体力の向上を望む人。
ボクシングによってシェイプアップしたい人。
ボクシングでストレスを解消したい人。そんなあなたたちを誰でも受け入れます。
毎日、何時間でも都合のいいときにトレーニングができます。
年齢や性別による制限はいっさいありません。
小中学生にも女性にも危険のないようにていねいに教えます。
カシアス内藤の長男
内藤 律樹(ないとう りっき)
1991年7月31日(26歳)
職業:プロボクサー
階級:スーパーフェザー級
出身地:神奈川県横浜市
第45代日本スーパーフェザー級王者。
E&Jカシアス・ボクシングジム所属
所属ジムの会長で元日本ミドル級王者のカシアス内藤は実父
史上2組目の父子日本王者
カシアス内藤の次男
内藤未来
内藤未来(ないとう・みらい)
1992年(平4)6月19日
出身地:神奈川県横浜市
ボクシングは中2の時に大会でボコボコにされて離れました。
兄のプロ転向後にセコンドを手伝い始め、王者になったことで、プロ決意。
170センチの左ボクサーファイター。両親に姉2人、兄1人の6人家族。
4月にプロテスト合格。その前から兄のスパーリングパートナーを務めており、デビュー相手が見つかりませんでした。
そこでトーナメントにエントリーも実力を発揮できず。
2年前までは120キロの肥満体で、中学でサッカー部も「動かなくていい」とGKを選んだ。この試合の計量は今や半分の61・1キロだった。決勝へ向けて「次は笑顔を見せます」と誓う。来年の新人王にも出場し、国内初の親子3人王者を目指しています。彼はプロボクサーよりトレーナーを目指しているのでしょうか?
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