カンブリア宮殿 11月10日は
篠辺修(しのべ・おさむ)全日本空輸社長が主役です。
放送日:2016年11月10日(木)22:00~ テレビ東京系
以前は常にNO2の位置にあったANAです。
日本航空という会社が重しのように存在していました。
国内最大の路線網と乗客数を誇り、
今年3月には世界で4社のみが獲得している
英国SKYTRAX(スカイトラックス)社の
エアライン・スター・ランキング「5スター」を
2年連続で獲得するなど、
世界屈指のエアラインへと成長を遂げたANA。
この原動力となった経営者「篠辺修」です。
篠辺修社長は整備部門出身の社長
整備出身は非常に珍しく、注目されたはず。
ちなみに2016年の5つ星獲得
航空会社は以下の9社です。
日本では唯一の5つ星航空会社です。
全日本空輸 (スターアライアンス)
アシアナ航空 (スターアライアンス)
キャセイパシフィック航空 (ワンワールド)
エティハド航空
エバー航空 (スターアライアンス)
ガルーダ・インドネシア航空 (スカイチーム)
海南航空
カタール航空 (ワンワールド)
シンガポール航空 (スターアライアンス)
篠辺修の略歴
氏名:篠辺 修(しのべ・おさむ)
全日本空輸株式会社 代表取締役社長
学歴:76年に早稲田大学理工学部卒業
全日本空輸に入社。
整備本部、企画室などを経て、
04年に執行役員、07年取締役、
09年常務、11年専務
12年副社長を歴任後、2013年4月より代表取締役社長に就任。
役員として、営業推進本部、企画室、
整備本部、CSR・広報室・総務部・法務部等、幅広く担当したほか、
2011年に世界で初めて導入されたボーイング787の
導入プロジェクト長も務めた。
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LCCのピーチアビエーションやバニラ・エア
ピーチ・アビエーション(ANAホールディングス38%出資)と並ぶ、
ANA系のLCC(格安航空会社)といえば
バニラエア(ANAHDが全額出資、正式会社名はバニラ・エア)です。
もともとはANAとエアアジアの共同出資だった旧エアアジア・
ジャパンの合弁解消を引き継ぐ格好で、成田空港を拠点として2013年末に再出発した。
就航後は思うように乗客を集めることができず搭乗率は低迷。
2014年春頃は搭乗率50%台に落ち込み、
新機材の導入を凍結するなど迷走もみられた。
しかし、その後は路線の再編、サービスの見直し、運
航品質の向上による運航率・定時出発率の改善など
によって利用者を増やし、搭乗率は年間を通じて8割超えを達成。
2015年度は同社初となる黒字化の見通しとなった。
就航時に300人程度だった社員も現在では約610人まで拡大した。
ワークスタイルの改革
ANAがワークスタイル改革を始める前は「悲惨な状況だった」
「デスクにいないと業務ができませんでした。
管制スタッフはメールもファイルもデスクでしか見られず、
フロントラインの社員ですらデスクに
情報を取りに行かねばならない状況。
働き方も日本的で努力と根性で乗り切れという
風潮もありました。海外拠点が増えても、
現地は国内と同レベルの情報を取れない。
何より社員の意識が受身的で、
情報を与えられるまで待つという姿勢。
こんな習慣が根強くはびこり、
社員の行動や発想が広がりませんでした」
まとめ
ANAの改革はワークスタイルの改革
乗務員のサービス
LCC会社の運行など多岐にわたります。
これらを成功させて、
英国SKYTRAX(スカイトラックス)社の
エアライン・スター・ランキング「5スター」を
2年連続で受けるという栄誉を受けています。
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