バイトテロ、「悪意の投稿」をふせぐには
企業特に外食産業やコンビニ業界は現在戦々恐々で、
対応を誤ると即倒産、廃業と大変な時代になりました。
企業も生き残りをかけ各自で対応するケースが
ふえてきました。
ネット書き込みには下のような会社に有料で依頼するケース
が増加してきました。以下は対応例になります。
企業もただ指をくわえて黙認していては、リスクが非常に
大きいので、これは当然の取り組みかと思います。
インターネットのブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
での投稿トラブルが後を絶たない中、不適切な投稿を発見し、
批判や苦情 が殺到する「炎上」を防ぐビジネスが注目を集めているようです。
背景には、企業などが社員やアルバイトによる書き込みを
自社だけではチェックしきれないという現状 です。
また、独立行政法人「情報処理推進機構」(IPA)はゴールデンウイーク(GW)
の行楽客向けに、迂闊(うかつ)な写真投稿に注意を呼びかけるな ど、
ネット上のリスク対策をめぐる動きは活発化しています。
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利用は200社超えるようです。
IT企業「エルテス」(東京)が独自開発した検索技術
「WEBリスクホットライン」は、ツイッターや匿名掲示板など
約120のネット媒体から、企業名など特定のキーワードが
入った投稿や記事を収集し、担当者がチェックを行います。
有料サービスで料金は収集した投稿が月3千件以内なら
月額25万円だが、外食チェーンや食品・機械メーカーなどから
依頼が相次ぎ、利用企業数は累計200社を超えたということです。
実際に昨夏、外食チェーンのアルバイト店員による
「ドレッシングに唾(つば)を入れた」とのツイート(つぶやき)
を見つけたエ社の担当者が、投稿者の過去 のツイートを調査し、
年齢や居住地などを特定。外食チェーン側は名簿と照合し、
投稿者を絞り込んで本人に書き込みの削除を指示しました。
削除まで「1時間20分」で終了したといい
このケースでは、発見から削除までわずか約1時間20分でした。
悪ふざけを撮影して投稿する行為は“バイトテロ”と呼ばれ、
勤務先の店舗などを閉店に追い 込む事態にも発展しかねません。
企業側には迅速な対応が求められており、
ネット上でのこうした監視ビジネスの
需要が高まっているようです。
就活生に書き込みもチェックされている?
従業員や就活生の書き込みを人事担当者が
チェックするケースも増えている」と指摘しています。
しかし、ネットの投稿を限られた社員で監視するのは
ほぼ不可能に近いことと思われます。
増える携帯からの「悪意の投稿」
悪意がない投稿でも問題をはらむことがあるため、
IPAはGWの行楽客に、友人と一緒に写った写真の安易な投稿
への注意を呼びかけています。画像情報や写り込んだものから
撮影場所が特定され、友人のプライバシー
が侵害される恐れがあるため。
一方、IPAが今年2月に公表した
「情報セキュリティの倫理に対する意識調査」によると、
13歳以上のネット利用者で主にパソコン(PC)を使用する5千 人と、
スマートフォンなど携帯端末を利用する3500人を対象にした調査で、
投稿経験は、PCが38・5%だったのに対し、
携帯端末は52・9%と半数を こえました。
投稿経験者のうち、悪口やいたずら行為など「悪意のある投稿」
をしたことがあるのは、PCは22・2%で前年度比4・2ポイント 減少したが、
携帯端末は26・9%で同3・4ポイント増えました。
携帯端末での悪意ある投稿の理由は
「好奇心」が同7・3ポイント減だが、「仕返し」が同5・ 4ポイント増、
「炎上目的」が同4・0ポイント増でした。
IPAの担当者は「スマホなどは肌身離さず持っている人もおり、
すぐに反応して投稿しやすい面があります。
意図的に悪意ある投稿をした割合が増えており、注意が必要」としています。
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