『ツクルバ』が評判です。
2011年8月、創業者の村上浩輝さん(CEO)・中村真広(CCO)さんによってツクルバはスタートし、
「人と人、人と情報が交錯する「場」をつくりたい」という想いから社名を「ツクルバ」と名付けました。
はじめの事業としてシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」を開始、
その後、パーティクリエーションサービス「hacocoro(ハココロ)」、
空間プロデュース・デザインに関する専門組織「tsukuruba design」を展開してきました。
そして実空間に限らず、情報空間にも事業領域を拡大し、
リノベーション住宅特化のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」が生まれました。
「事業の発展を通じて社会に貢献したい」という想いは創業当初から変わりません。
中村 真広(なかむら まさひろ)
株式会社ツクルバ 代表取締役・CCO
クリエイティブ・ディレクター
1984年生まれ。2009年東京工業大学大学院建築学専攻修了。
建築設計の前段階から関わるべく(株)コスモスイニシアに新卒入社。
その後、ミュージアムデザイン事務所(株)ア・プリオリにて、ミュージアムの常設展示の企画など、空間を埋めるコンテンツづくりを経験し、2011年8月(株)ツクルバを村上浩輝と共同創業。
シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」「co-ba library」をはじめ、原宿・神宮前のオフィス複合施設「FLAG」のクリエイティブディレクション及びプロモーション、
旧町田市庁舎リノベーションプロジェクト「町田新産業創造センター」の施設デザイン監修、池袋の貸切型飲食店「1K〜TOKYO SHARE DINING〜」、チーズレストラン「DAIGOMI」など、場づくりの企画・設計・運営を横断したプロデュースを手がけています。
これまでになかった「場の発明」を通じた、ソーシャル・キャピタルの構築を目指して活動している。
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スマホ向け、オリジナル記事でPR
「リノベーション済み再販物件の流通を、もっと促進させていきたい」。中村氏は「カウカモ」のコンセプトについてこう話す。カウカモとは、2015年6月に本格スタートした不動産紹介サイト。有名な「スーモ」や「ホームズ」とは違って、リフォーム済み中古物件のみを紹介している。実際にカウカモにアクセスすると、厳選されたリフォーム済み物件の画像が次々と現れる。
リフォーム済み物件専用のサイトです。
物件の紹介方法にもこだわっています。例えば、一般的な不動産紹介サイトは、業者から画像をもらって、わずかな解説文とともに紹介されるケースがほとんどだが、カウカモの場合はスタッフが実際に建物を訪れ、
物件はもちろん、その周囲に何があるかといったところまで写真撮影と取材を行う。
例えばある東京都目黒区の物件では、「トリプルパンチで昇天!」といったタイトルの記事を通じて、立地が良く、内装もオシャレで、眺望がいいこと、という3つを長文で紹介。「不動産サイトの写真はまだまだいけてない、と思えるものも多い。
カウカモではスタッフの一人一人が一眼レフを使ってちゃんと撮っている。記事はこんな街並みで、周辺にはこのようなものがありますよと、実際に内見した場合の足並みをたどるように作っています」
リノベ済みの物件を次々に紹介
もう一つの工夫が、スマートフォンに最適化していること。スマホの画面で最も画像が見やすく、また問い合わせがしやすいようにサイトを構築。例えば、物件をスクロールして見ている際、
気になったらすぐにハートマークの「気になる」ボタンが押しやすいようにレイアウトされ、タッチすれば、自分だけのお気に入りフォルダに登録できる。
「隙間時間に検索される方が多いと思うので、忙しい時はお気に入りに入れてもらって、時間のあるときにパートナーと一緒に見てもらう、という流れを想定しています」
中村氏がカウカモを立ち上げた理由は、住宅ストックの流通がまだまだ進んでいないという点に課題を感じたため。「特に伝わるビジュアルを用意していかないとストックは流通していかない。
再販事業者のパートナーとなって、流通させていきたい」
現在パートナー会社は100社。サイトを通じて売買された年間流通額は約10億円で、今後さらに伸ばしていく方針。
スマホに特化し360°の内覧が可能
「cowcamo」のリリースは昨年。このたびスマートフォンのジャイロ機能と連動し、360度動画の公開を開始した。
静止画像のみでは伝わらない立体的な世界を、360度動画を通じて見ることで、
ユーザー側は実際に行って内覧する物件をある程度絞り込むことができる。希望条件に近い物件に出会う確率も高まり、成約率アップも期待されるといいます。
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