6月7日ガイアの夜明け テレビ東京系 22:00～
熊本に生きる！と題して、熊本地元の様子、
熊本地震後2か月弱が過ぎました。
阿部寛樹社長(阿部牧場)
がライフラインの寸断や人手不足に苦しみながら仕事を
行う現地熊本の様子を放送します。
阿部寛樹のプロフィール
雄大な阿蘇山系に囲まれた阿蘇市。
ここで、酪農を営む阿部寛樹さんは、
2013年に阿部牧場の社長に就任した2代目です。
もともと祖父の代からの米農家だった阿部家は、
「これからは米だけでは生き残っていけない」と言う
考えを持った父の代から牛を飼い始めたといいます。
納得をしたうえで牧場の仕事を継いだ阿部寛樹さん
「僕はずっとグラフィックデザイナーになりたいと思っていました。
けれど、父が始めた酪農もそのままにはできない。
そのことで父とは何度も話し合いをしました。
氏名：阿部寛樹【あべ・ひろき】
生年：1977年
出生地：熊本県阿蘇市生まれ。
最終学歴：北海道帯広畜産大
卒業後、2001年に有限会社阿部牧場に入社。
牧草の品種改良や飼料用の稲栽培など を展開。10年、
ミルクプラントを建設し、自社ブランド「ASO MILK」を設立。
11年、パッケージデザインの世界コンクール「ペントアワード」で酪農製品部門金賞を受賞。12年、国際味覚審査機構のコンクールで、 国内牛乳で初の二つ星を受賞。
阿部寛樹年収については
酪農業平均月収
20代の給料：20万円～25万円（推定）
30代の給料：25万円～30万円（推定）
40代の給料：25万円～40万円（推定）
上記平均給与から算出してみると、平均年収はだいたい
300万円～650万円となると予測されます。
阿部牧場はオリジナル商品をだして、受賞歴もあり品質がいいので、
年収は1000万はくだらないと考えられます。
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阿部牧場の沿革
食のミシュランガイドと呼ばれる国際味覚審査機構で、
日本のミルクとして史上初の三つ星を受けました。
瞠目の栄誉、阿部寛樹さんには重ねてのよろこびがありました。
「2012年の水害のあとに刈り取った牧草で育てた牛」
その牛たちの恵んでくれたミルクが受けた評価だったからです。
困難のあとの、ごほうび。
ミルクは牛が、牛は草が、草は土が育みます。
それ以外のなにものでもない。
阿蘇には日本はおろか世界にも類を見ない草がある。
これを生かさない手はない。そう信じてやってきました。
結果として、ヨーロッパの人びとを驚嘆させたところの深い風味と、
やわらかい甘みが生まれた。
すべて阿蘇の自然より受け取った恵みです。
阿部牧場では阿蘇の干し草の匂いのする牛乳をこれからも搾りつづけていく。
熊本地震の影響は
「ＡＳＯＭＩＬＫ（アソミルク）」のブランド名で低温殺菌牛乳を製造・出荷
している熊本県阿蘇市三久保の阿部牧場では、未明に「本震」が起きたました。
泣く泣く生乳をすてることに。
１６日から、１日約６トンの生乳を搾っては捨てた。断水で、生乳を集める
パイプや製造装置などを洗う水が確保できないためでした。
停電で搾乳機も 使用不能、
毎日搾乳しないと乳牛は乳房炎を起こすので、自家発電機を
使い搾乳を続けています。
阿部寛樹社長（３９）は「ミルクは一滴も捨てたく
ないが、泣く泣く廃棄している。電源の燃料確保など不安もある」と語りました。
阿部牧場の受賞歴
2011年（平成23年）
牛乳瓶のパッケージデザインで「ペントアワード2011 食品、
日用品部門 金賞」を受賞（オヘソノデザイン）。
2012年（平成24年）
最優秀味覚賞2つ星をASOMILK低温殺菌牛乳で受賞
2013年（平成25年）
最優秀味覚賞3つ星をASOMILK低温殺菌牛乳で受賞
2013年（平成25年）
最優秀味覚賞3つ星をASOMILKのむヨーグルトで受賞
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