パソコン画とは
エクセルで描いた風景画が話題になっています。
エクセルで画像を扱えることは知っていましたが。
風景画を描くという感覚が無かったです。
どういうものなのか、調べてみました。
エクセルでパソコン風景画を描いた人
堀内辰男さんという方です。
群馬県館林市に住む堀江辰男さんその方です。表計算ソフトのExcelを使って、見ごとな画えを描く
「Excel画家」です。
はじめたきっかけは堀内辰男さんが60歳を前に早期退職ではじめて購入したパソコンにあります。
そのパソコンをもとに画を描きだしたのです。退職した60歳の人がパソコンも画の経験もない状態からのスタートでした。
若い人がExcelで器用にグラフや図形を描くのをみて、だったら絶対絵も描けるはずだと堀内辰男さんは確信します。
独学で絵を描く研究をはじめました。
Excelを使った画とは思えない見事な絵画を描くまでになりました。
2000年に定年を迎えるまで、堀内辰男さんは絵を本格的に描いた経験も、エクセルを使った経験もありませんでした。しかし、定年後に時間をもてあまし一日中パソコンをいじっているうち、かつて会議資料で見た、カラフルなグラフや模式図が頭によみがえってきました。
「エクセルで図形を組み合わせれば、絵が描けるんじゃないか」。ふとした思いつきを、迷い無く実行に移せたのは持ち前の技術者魂があったからだといいます。堀内さんは電機メーカーで長年、殺菌装置の研究や、事務機器の開発に打ち込んできました。
「人まねをしたら、技術者はおしまい。常に新しいことに挑戦する」。ものづくりの精神を、仕事を通じてたたき込まれてきたと言います。パソコンでも、高機 能な専用ソフトで描いている人は大勢います。その後追いはしたくない。「何より、俺はケチだからさ。高いソフトを買いたくなかったんだよ」。堀内さんは、 照れ隠しのように笑いました。
創作活動にゴールはない。76歳になった今でも意欲的に新作を描くまでになりました。
堀内辰男さんのExcel日本画は様々なユーザーの意見を取り入れて、自己流で取り組む
堀内さんの向上心には感心させられますネ
また堀内辰男のホームページで描き方の指導もしています。
またExcel画の指導マニュアルのCDも出されていますので、ホームページでご確認ください。
堀内辰男さんはオートシェイプ画コンテスト2008」で「特別部門大賞」受賞 しています。
受賞作品 山峡の眺望
コチラも堀内辰男さんがやっておられます。
参考にどうぞ。
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堀内辰男さんの活動
これまでに作った作品は、数百点。2006年には、IT情報サイト「moug」が主催した「オートシェイプでお絵かきコンテスト」で大賞を受賞。その後も 2年連続で入賞を果たしました。今年は地元のフェスティバルで展示するため、朝顔とツツジを描いた二つの大作を、すでに完成させました。
地元の公民館では長年、エクセルを使った絵の描き方を教えています。教え子は、パソコンが使えず、絵も描けなかったお年寄りが大半です。
「でも、4時間も学べば、小さな作品を描けるようになる。すると2倍の喜びなんですよ。自分の世界が二つの分野で広がるわけだから」。
老人が老人に教える。有り余った時間がある老人が作品を作るにはピッタリな作業です。
今でも、エクセルに向かわない日はありません。「作品で多くの人に喜んでもらえるのが何よりうれしい。これはもう、生きがいですね」
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