真田丸あらすじ第13回「決戦」第一次上田合戦!六文銭の意味?

さなだ3

真田丸「第13回」決戦

第一次上田合戦

真田は総力で戦いを挑む

信繁と三十郎は景勝が約束した援軍と落ち合うため海津城に立ち寄ります。しかし景勝の援軍とは名ばかり、例により兼続が手配した老人と子供の寄せ集めで戦にはまったく役に立たず落胆します。

浜松城では家康が信尹を幽閉し、徳川の家臣になるよう迫っていました。

海津城から神川をへだてた徳川陣地では鳥居元忠らが、数で圧倒的に不利な真田に「沼田城を明け渡せば兵を引く」と降参を促す文を送ります。

 

文を受け取った昌幸は、相手が返事を待っている間は時間稼ぎができると、城下町に乱杭を立てさせます。

ほどなく昌幸のもとに、信繁が援軍とともにあらわれ、昌幸は自信を取り戻します。

作戦は、信幸が日没後に、戸石城で待機し、信繁は夜明けとともに神川まで行き徳川勢を挑発し、上田城の二の丸までおびき寄せるという作戦でした。

上田城二の丸は迷路のような作りなので、そこで勢いの鈍った敵を本丸から突く寸法でした。

信幸は昌幸がこの逆境でひねり出した奇策を「大群ならではの隙をついたもの」と喜ぶ信繁に、昌幸に通じるものを感じ驚きます。

作兵衛と梅の兄妹は、上田城北の山中にある廃寺を拠点に、村人を率いて徳川軍を攪乱する準備を進めていました。

信繁は梅にあいに向かいますが、互いにすれ違ってしまいます。

しかし、梅がきりに託したお守りを受け取った信繁は、自然と顔がほころびました。

中には真田の家紋の六文銭が入っていました。六文は三途の川の渡し賃です。悔いなく戦いなさいという梅の心が信繁に伝わってきました。

作戦は開始されました。

佐助の合図とともに河原六文銭旗を掲げ、「高砂」を歌いだします。ねらいどおり徳川軍は神川を越え進軍。信繁はおとりと悟られないように、敵を攻撃しながら退却し、上田城へと導いてゆきます。

昌幸のよみどおり敵の隊列が徐々に乱れていきます。

戦いはほぼ互角になります。

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すれ違う信繁と梅

授乳を終えた梅はきりに末を預けて飛び出します。

梅「私は、この子のために戦ってくるの」

きり「あなた、戦いは嫌いなんじゃなかったの」

梅「親に成ったら、話は別よ」

しかし梅は開戦後の混乱で外には出れず、再び城内に戻ろうとするも、今度は二の丸から本丸へ通じる門の前で立ち往生になります。

敵と戦いながら二の丸に入った信繁はここで梅の姿を発見します。

真田はこの戦いで大勝利しますが、逃げ出した敵の一部が、廃寺になだれ込みます。きずいた信繁は急ぎ廃寺に向かいますが、すでに村人は襲われた後でした。

そこで傷だらけの作兵衛とすえを抱いてあらわれたきりにあう信繁。梅は柵が壊されたのをみてこちらへ向かったはずだといいます。

必死であたりを探すが、見つかったのは息絶えた梅の姿。梅を抱いて泣き崩れる信繁。切はその横で泣きながら、すえを抱きしめるしかできなかったのです。

きり「私が育てます・・・この子は私が」

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