犬の行動の7パターンが持つ意味
犬の行動は人間には不思議でも、犬にとっては結構当たり前。
ここを飼い主さんが理解しているとコミュニケーションもよくなると思います。
ケース1 よその犬を威嚇する
散歩でよその犬に会うたび威嚇を繰り返す愛犬、牙をむいたり、「こらうならないの」といって無理やり首輪を引っ張っていませんか? これも犬から見れば自然な行動
本格的な喧嘩にならないよう、お互いけん制し合っているのですね。
ケース2 いろんなところにオシッコをする
存在をアピールする「マーキング」です。この行動は単なる排泄ではなく、別の意味でオシッコをしているのです。オシッコをかけた場所をみれば、犬からのメッセージも理解できるかもしれません。
ケース3 家具をかじる
ハウスだして留守番をさせていたら、ソファーやカーテンなどをかじられてしまった。楽しいものを見たら遊んでしまう、自然な行動です。犬を見ていられないときは、遊び道具を見せないか、ハウスに入れておきましょう。
ケース4 落ちているものを食べる。
獲物が獲れなかったときは、落ちているものを拾って食べる。これは野生の犬なら当たり前の行動です。その習性は今でも残っています。ただ食べれば毒な物もあるので飼い主がよく注意しましょう。
ケース5 動くものを追いかける
飼い主を追いかけ、足にかみついてしまうという行動も、自然な行動の一つです。犬にとっては楽しい遊びであり、コミュニケーションの手段でもあるのです。
ケース6 ゴミ箱をあさる
食物をさがして食べるのも自然な行動です。人が食べたものの包み紙や食べ残しがあれば、ゴミ箱をあさらないのが不自然で、犬にとってゴミ箱をあさるのはとても楽しい行動だからです。
ケース7 遠吠えをする
救急車のサイレンなどを聞くと「ウォーン」と長く吠えることがよくあります。これは遠吠えです。遠くにいる仲間に自分の存在を知らせるもののためで、サイレンの音が犬の習性を刺激するようです。
まとめ
いかがですか、たった7つの行動を理解するだけでも、愛犬の理解度は格段に変わりますよ。
また他には他の犬と臭いをかぎ合う、にらみ合う、うなるなどもごく自然な行動です。どんな子でもすることです。またして当然のことなのです。愛犬がこれらの行動を繰り返すからといって、「うちの犬はダメ犬」と決めつけてしまうのはやめましょう。
スポンサーリンク