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海の駅あお|和歌山日高町で大学生が営む漁師めしと絶品スイーツ

和歌山市内から車を南へ走らせること約1時間。海沿いの景色が美しい日高町阿尾に、週末だけ明かりが灯る特別なカフェがあります。名前は「海の駅 あお」です。

ここは、和歌山大学に通う現役の女子大学生二人が、自分たちの手で作り上げた場所です。

地元の漁師さんが水揚げした新鮮な魚を使った本格的な漁師めしと、農家直送の果物を使ったスイーツが評判を呼び、今では地域の新しい憩いの場となっています。

大学生がなぜ漁師町で店を開いたのか、その情熱と物語に迫ります。

この記事を読むと分かること

  • 海の駅あおで提供される新鮮な漁師めしと手作りスイーツの内容
  • 現役大学生が廃屋同然の建物を自分たちで再生させた道のり
  • 地元農家や漁師さんと築き上げた深い信頼関係の裏側
  • 卒業という節目を迎えたお店の現在の状況とこれからの形


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目次

和歌山日高町の海の駅あおが現役大学生に愛される理由

海の駅あおは、単にお腹を満たすだけの場所ではありません。

現役大学生の大前陶子さんと中里花菜さんが営むこの店は、若者の感性と地域の伝統が融合した場所。

彼女たちは大学で観光や化学を学びながら、週末はエプロンを締めて厨房に立ちます。当初は魚を捌くことすらできなかった彼女たちが、今では立派に店を切り盛りする姿に、多くの常連客が親しみと応援の気持ちを寄せています。

まずは、このお店の大きな特徴を以下の表にまとめました。

カテゴリー特徴とこだわり提供メニューの例
お食事(漁師めし)地元阿尾漁港で朝に仕入れた鮮魚を使用ハタの煮付け、白身魚の漬け丼、お刺身など
スイーツ和歌山県産の旬の柑橘をふんだんに活用ネーブルや水晶文旦を使った新作スイーツ
建物の背景取り壊し予定だった旧漁協事務所を再生手作りの温かみがあるリノベーション空間
運営メンバー和歌山大学の学生二人が共同で代表学業とカフェ運営を両立する「二刀流」

このお店が選ばれる最大の理由は、提供される食材の鮮度と、二人のひたむきな姿勢にあります。朝7時に地元の鮮魚店へ足を運び、その日に揚がったタイやグレ、高級魚のハタなどを自分たちの目で見て仕入れます。

漁師さん直伝の調理法で作られる料理は、素材の良さが際立つ素朴ながらも贅沢な味わい。

自分たちが納得できるものだけを提供する誠実さが、遠方からわざわざ足を運ぶファンを生んでいます。


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漁師直送の新鮮な海の幸と手作りスイーツの絶妙な共演

海の駅あおの魅力は、魚料理だけにとどまりません。

ランチの仕込みを担当する大前さんと、スイーツ作りを担う中里さん、それぞれの個性が光るメニュー構成になっています。

地元の恵みを余すところなく活用したいという思いが、一皿ひと皿に凝縮されています。

魚はクエの産地として知られる日高町ならではの質の高さがあり、スイーツには和歌山の豊かな果実が使われています。

特に注目したいのが、中里さんが独学で研究を重ねたスイーツです。

彼女は「柑橘を使うならここ」と決めていた、かつらぎ町の「まるひで農園」から直接仕入れを行っています。

ネーブルや水晶文旦といった、香り高く瑞々しい果物を使った新作は、農家さんからもお墨付きをもらうほどの完成度です。

魚料理を堪能した後に、爽やかな柑橘のスイーツを味わう時間は、まさにこの店ならではの至福のひとときと言えます。

【スクショを挿入:ボリュームたっぷりの漁師めしセットと、彩り豊かな柑橘スイーツの画像】

料理の背景には、地域の方々との深い繋がりがあります。魚の捌き方を教えてくれた地元の漁師さんや、果実の育て方を教えてくれる農家の北岡さん夫婦。

彼女たちは、生産者の想いも一緒に届ける語り部のような役割も果たしています。

だからこそ、食べ終わった後に心が温かくなるような、独特の満足感が得られます。単なる消費ではなく、地域のストーリーを食べているような感覚を味わえます。

取り壊し寸前の建物を再生させた大学生の情熱と軌跡

お店がある場所は、かつて阿尾漁港の目の前に建っていた古い漁協の事務所でした。もともとは取り壊されることが決まっていましたが、この風景を残したいと考えた大前さんが立ち上がりました。

彼女は阿尾の町を盛り上げたい一心で、地元の漁師さんや大工さん、大学の仲間に協力を仰ぎました。

自分たちで壁を塗り、床を張り替え、リノベーションを行うことで、歴史ある建物を再生させたのです。

オープンから約9か月、最初は慣れない調理や接客に苦労することも多かったといいます。

しかし、地域の人々の支えがあり、少しずつ店としての形が整ってきました。店内のインテリアには、どこか懐かしさが漂い、大きな窓からは阿尾の穏やかな海を眺めることができます。

この空間自体が、彼女たちが地域と向き合ってきた努力の証です。訪れる人々は、その手作りの温もりに包まれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。

彼女たちが大切にしているのは、地域への恩返しです。比井崎漁協が初めて開催した朝市にも、自慢の手作りスイーツを携えて参加しました。

地域を元気にしたいという強い願いが、地元の人々との心の距離を縮めていきました。学生だからといって甘えることなく、一人の経営者として真摯に町に関わってきた結果が、今の「海の駅 あお」の姿です。

建物に再び命が吹き込まれたことで、漁港の景色も活気を取り戻し始めています。


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卒業と新たな門出。形を変えて続く地域活性化への想い

月日の流れとともに、大きな転機が訪れました。共同代表の一人である大前さんが、大学卒業を機に青森県の旅行会社へ就職することになったのです。

彼女にとって大好きで大切な場所である阿尾を離れる決断は、決して簡単なものではありませんでした。

しかし、これからは外の世界から観光のプロとして地域を支えていくという、新しい夢への一歩でもあります。彼女の挑戦は、形を変えて続いていきます。

大前さんの旅立ち後、お店は中里さんが一人で守り抜くことに。

化学を学ぶ学生としての顔を持ちながら、大前さんの想いも引き継ぎ、カフェの運営を継続します。

大切なパートナーが去る不安はあるものの、中里さんの表情には覚悟がにじんでいます。これまで築き上げてきた地域との絆や、中里さん自身のスイーツへの情熱は、これからも「海の駅 あお」の柱としてあり続けます。

お店は進化を止めず、新しいステージへと向かっています。

大前さんが阿尾を去る前に叶えたいと願っていた夢。それは、この場所が自分たちがいなくなった後も、地域にとって欠かせない存在であり続けることです。

若者が去っても、その想いがバトンとなって次の誰かに繋がっていく。そんな循環を生み出すことが、彼女たちの本当のゴールなのかもしれません。

卒業は一つの節目に過ぎず、彼女たちが種をまいた「地域活性化」の芽は、これからも日高町の海辺で育まれていくことでしょう。

海の駅あおを訪れる際に知っておきたい営業案内

海の駅あおは、学生二人が運営しているという特性上、営業形態が限られています。無計画に訪れてしまうと、お休みで入れない可能性もあるため、事前に情報を確認することが重要です。

訪れる際は、以下の基本情報を参考にしてください。

また、鮮魚の仕入れ状況によってメニューの内容も日々変わるため、その時々の出会いを楽しむ心の余裕を持って訪問することをおすすめします。

  • 営業日は基本的に週末(土・日)と祝日のみとなります
  • 営業時間はランチタイムを中心に、売り切れ次第終了する場合が多いです
  • 駐車場は漁港周辺の指定された場所を利用し、路上駐車は避けてください
  • 最新の営業スケジュールやメニューは、公式SNS等で発信されています

阿尾漁港の目の前という立地を活かし、食後には周辺を散策するのも良いでしょう。高級魚クエのオブジェなど、日高町ならではの風景が楽しめます。

静かな漁師町の空気を壊さないよう、マナーを守って観光を楽しみたいものです。学生たちが守りたかったこの町の良さを、ぜひ肌で感じてみてください。


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海の駅あおに関するよくある質問と回答

学生さんが運営しているとのことですが、料理の質はどうですか?

非常に高い水準です。地元の漁師さんから直接学んだ調理法を守っており、魚の鮮度を活かす技術もしっかりと磨かれています。独学で始めたスイーツも、農家さんとの試作を繰り返して作られており、専門家も驚くほどの完成度です。

平日は営業していないのでしょうか?

はい、代表の二人は現役の大学生であるため、平日は大学での学業に専念しています。

そのため、カフェとしての営業は週末と祝日に限られています。訪問の際は、必ずカレンダーを確認するようにしてください。

魚が苦手な人向けのメニューはありますか?

基本的には漁師めしがメインですが、中里さんが作る手作りスイーツやこだわりのコーヒーを目当てに訪れる方も多いです。

スイーツのみの利用も歓迎されていますので、カフェタイムに足を運んでみてはいかがでしょうか。

予約は可能ですか?

席数に限りがあるため、事前の予約や問い合わせをしておくのが確実です。特にテレビ放映直後やイベント時は混雑が予想されるため、早めの行動をおすすめします。SNSなどのメッセージ機能で確認できる場合もあります。

お店の名前「あお」の由来は何ですか?

お店がある「阿尾(あお)」という地名が由来です。海の色である「青」や、これから成長していく若々しさを象徴する「青」という意味も込められているのかもしれません。地域への敬意が込められた素敵な店名です。


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まとめ

海の駅あおは、和歌山県日高町の小さな漁師町に誕生した、夢と情熱の詰まった場所です。

現役大学生二人が、自らの手で廃屋を再生させ、地元の食材に光を当てたこの場所は、訪れる人々に「何かを始める勇気」を与えてくれます。漁師直送の新鮮な魚料理と、愛情たっぷりのスイーツ。

それらを通じて、彼女たちは町の未来を明るく照らし出しました。代表の一人が卒業という新しい道へ進みますが、中里さんが守り続ける「あお」の灯火は、これからも消えることはありません。

あなたもこの週末、二人が作り上げた温かい空間で、和歌山の海の恵みを味わってみませんか。

一歩踏み出す元気をもらえる、素敵な出会いが待っているはずです。


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