大阪城のお膝元、谷町。
テレビを見て「え、納豆でこんなに人が集まるの?」と驚いた方も多いのではないでしょうか。
オープンと同時に次々とお客さんが訪れる話題のお店――
それが 『らくだ坂納豆工房』 です。
作っているのは、居酒屋を営んできた伊戸川浩一さんと、妻の敏江さんご夫婦。
なんと大阪市内では約30年ぶりに誕生した納豆メーカーだそうです。
この記事では、番組を見て「行ってみたい!」と思った方に向けて、
谷町納豆の魅力やお店のこだわりを分かりやすくまとめました。
読み終わる頃には、きっとあなたも谷町へ足を運びたくなっているはずです。
■ 大阪・谷町に誕生した町の納豆屋さん

『らくだ坂納豆工房』があるのは、大阪・谷町。
らくだのコブのように緩やかに続く坂道の途中に、可愛らしいお店が現れます。
外観はどこか懐かしく、でも新しい。
店内にはできたての納豆が並び、次々とお客さんが訪れます。
印象的だったのは、来店したお客さんの声。
- 「子どもが大好きなんです」
- 「塩だけで食べても美味しい」
納豆に“塩だけで美味しい”という評価は、なかなか聞きませんよね。
そこには、伊戸川さんご夫婦の徹底したこだわりがありました。
スポンサーリンク
■ 一番人気「谷町納豆」のこだわりとは?
看板商品は、町の名を冠した「谷町納豆」。
なんと1パック500グラムの大容量。
家族でたっぷり楽しめるサイズです。
最大の特徴は、稲わらに生息する天然の納豆菌を使っていること。
市販の多くは培養菌を使いますが、
ここでは“わら”そのものに宿る菌を活用します。
工程は想像以上に手間がかかります。
- わらを丁寧に洗浄
- 煮沸して他の細菌を殺菌
- 大粒大豆を煮て、さらに圧力鍋で芯まで蒸す
- わらを容器の底と上に乗せて発酵
納豆菌は「最強の菌」と呼ばれるほど強い存在。
煮沸しても生き残るその力を信じ、
温度と時間を細かく管理して発酵を待ちます。
きれいな白い膜が豆を包み込んだ瞬間、成功。
まさに、納豆菌と“対話”する職人技です。
スポンサーリンク
■ 食べて驚く「豆の旨み」
テレビを見ていて感じたのは、
“粘り”よりも“豆そのものの旨み”が主役だということ。
大粒の大豆はホクホク。
発酵による旨みがしっかり乗っています。
タレをかけなくても、塩だけで美味しい。
これは素材の力と発酵の完成度が高い証拠です。
納豆が苦手な人でも、
「これなら食べられるかも」と思わせる優しさがあります。
■ 年末限定「黒豆納豆」も大人気
年末には200個限定で
縁起のいい黒豆を使った納豆も登場。
毎年大人気で、すぐに売り切れてしまうそうです。
お正月の食卓に並べたくなる一品。
“特別感”があるのに、どこか温かい。
こうした季節限定商品も、
町の納豆屋さんならではの楽しみです。
■ きっかけは俳優・志賀廣太郎さんの一言
納豆作りを始めるきっかけになったのは、
ご夫婦が営む日本酒居酒屋 『かむなび』 の常連客だった
故・志賀廣太郎さんの言葉でした。
「納豆はワラ1本あればできるんだよ。」
その一言が背中を押しました。
2021年、
大阪では約30年ぶりとなる納豆メーカーが誕生。
パッケージには志賀さんのイラスト。
まるで、今も見守ってくれているようです。
テレビを見ながら、
このエピソードに胸が熱くなった方も多いのではないでしょうか。
■ 変わった挑戦も受け止める職人魂
「吉野のヒノキで納豆が作れないか?」
そんな難題にも挑戦する伊戸川さん。
普通なら断ってしまいそうな依頼にも、
これまでの経験を信じて向き合う。
結果は…成功。
挑戦を恐れない姿勢が、
今の人気を支えているのだと感じました。
スポンサーリンク
■ そして居酒屋『かむなび』は?
納豆工房から徒歩2分。
日本酒居酒屋『かむなび』も、ご夫婦の大切なお店です。
最近ある決断を下したとのこと。
納豆作りに本格的に力を入れるためなのか、
それとも新しい展開なのか。
詳細が気になるところですが、
どんな形になっても、谷町の町に根付く存在であることは変わらないでしょう。
■ 実際に行きたくなる理由
テレビを見て感じたのは、
このお店が単なる“話題店”ではないということ。
・職人の温度が伝わる
・町に溶け込んでいる
・応援したくなる物語がある
今はネットで何でも買える時代です。
でも、この納豆は「その場所で買いたい」と思わせてくれます。
坂道を上り、扉を開け、
できたての納豆を手に取る。
それだけで、ちょっと特別な体験になりそうです。
看板商品「谷町納豆」のこだわり
最大の特徴は、昔ながらの製法への徹底したこだわりです。
- 天然の納豆菌を使用:
- 工場で培養された納豆菌は一切使用せず、無農薬の稲ワラに棲んでいる天然の納豆菌のみで発酵させています。
- このため発酵がゆっくり進み、購入後も冷蔵庫の中で熟成が続いて味わいが変化していくのが楽しめます。
- 厳選された素材:
- 稲ワラ: 大阪・能勢の契約農家が育てた無農薬コシヒカリのワラを使用。
- 大豆: 北海道産の「とよまどか」という品種を使用。一般的な納豆用の小粒大豆ではなく、豆腐作りなどに使われる大粒で甘みと旨味が強い大豆です。
- おすすめの食べ方:
- 商品にはタレやからしが付属していません。
- まずは何もつけずに、あるいは塩を少し振って、大豆本来の豊かな風味と強力な粘りを味わうのが推奨されています。
この他にも、発酵時間を長くした「長熟納豆」や季節限定商品なども販売されており、納豆好きの間で注目を集めています。
スポンサーリンク
■ まとめ:谷町に行く理由ができた
大阪観光で大阪城に行くなら、
少し足を延ばして谷町へ。
そして『らくだ坂納豆工房』へ。
500gの谷町納豆を抱えて帰る帰り道は、
きっといつもより少し豊かな気持ちになれるはずです。
納豆が主役になる朝ごはん。
それを想像するだけで、もう一度テレビの映像がよみがえります。
次の休日、
あなたも谷町へ足を運んでみませんか?

