ファーストクラスは安全?飛行機事故の座席の種類による生存率は?

520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機事故から

12日で30年。墜落した群馬県・御巣鷹(おすたか)の

尾根のふもとで11日夜、遺族らが灯籠 (とうろう)流しをしました。

 

 

「忘れない」「空の安全を」と書かれた大小300個の

灯籠が川面に浮かび、離れた地でも遺族が家族をしのびました。

あの事故の傷痕はまだ完全に消え去っていません。

本当に痛ましい事故でした。

 

ただ当時の事故をまったく知らない世代が

確実に増えてきました。

 

 

飛行機は自動車やバイク、自転車などと比べると

とても安全性の高い乗り物です。

 

飛行機事故が起こる確率は極めて低く

一回のフライトで乗客が死ぬ確率は

約800万分の1といわれています。

 

とはいえ確率的にゼロでない限り、絶対に

飛行機事故が起こらないという保証がなく

現実にも悲惨な事故がたびたび起こっています。

 

大手航空メーカーのボーイング社やアメリカ航空局の

説明では、座席の位置による生存率は同じだといいますが

「座席の位置が生死をわけた」という話しを聞くことが

あります。

 

はたしてどの席が飛行機事故に遭遇した際生存率が高いのか。

ポピュラー・メカニック紙が1992年から2007年の25年に起きた

合計20件の旅客機事故を対象にデータの分析を

おこないました。

 

すると、ファーストクラスの生存率が49%

ビジネスクラスの生存率が56%

エコノミークラスの生存率が69%という

結果が出ました。

 

このデータを信じるならば多少窮屈でも

エコノミークラスが生存率が高く安全です。

統計上は。

さてあなたはどの座席を選びますか。

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