北大路翼のプロフィールや職業や店の場所は【激レアさんを連れてきた】

「歌舞伎町の松尾芭蕉」と呼ばれている北大路翼（キタオオジツバサ）さんが
2019年8月31日放送のテレビ朝日系列『激レアさんを連れてきた。』に出演する。

小学校で習った俳句。
「古池や蛙飛びこむ水の音（松尾芭蕉）」「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺（正岡子規）」「やせ蛙まけるな一茶これにあり（小林一茶）」など有名な俳句も多く、多くの人がその俳句や俳人をご存知なのでは。
では実際俳句を詠んだ経験はと言われれば？かなりの人がないはず。

学校で授業があってもあまり興味を持たない人がほとんどなのではと思います。

北大路翼さんは小学校低学年の時に国語の授業で種田山頭火を学び、「かっこいい！」と思ったことから、たまたま家にあった俳句全集を読むようになったようです。

キャバ嬢と見てゐるライバル店の火事 北大路翼

 

アートサロン『砂の城』の詳細

店舗名 ：芸術公民館跡地 砂の城
住所 ：東京都新宿区歌舞伎町1-3-10 3F

営業時間 ：20:00頃～
定休日 ：不定休
アクセス ：「新宿」駅から徒歩6分

バーテンダーは日替わりで交代。なかには、客としてお店に通っていたという方もいて、お客さんとの距離が近いのも特長と言えます。またいろいろな一芸に秀でた人がバーテンを務めるのも魅力。

ドリンクの種類(一杯500円程度。別途、砂の城の維持費として入館料500円が必要)も日によって変わるため、なにが提供されるかは来るまでのお楽しみ。毎回新鮮な気分でお店に通うことが可能です。

また、お店の上の階には、天守閣と呼ばれる和室が存在しています。このスペースは、北大路さんの立ち上げた俳句集団「屍派」の活動場所になっており、月末には俳句の批評会が行われています。2017年には、「屍派」の俳句を集めたアンソロジー『アウトロ―俳句』(河出書房新社)が刊行され、この天守閣で詠まれた句も数多く収録されました。

すさまじく古くてボロい部屋。敷かれたカーペットは湿ってへたり、壁はタバコのヤニで黄色く染まっている。そしてその壁には、コピー用紙を割いて作った短冊がズラッとセロハンテープで貼られている。短冊には、一つひとつ俳句が書かれている。

夜な夜なこの部屋に、屍派のメンバーが集まって句会が開かれているのだ。屍派には、ニート、キャバ嬢、ながしのマッサージ師、女装家……などなど個性的な人たちがいる。

北大路翼さんは、小さい頃から人と同じことをするのが嫌だった。まじめな生徒でいるのも嫌だったが、不良になるのも嫌だった。不良は不良で皆仲間どうしで同じことをするから。
そんな小学校低学年の頃、国語の授業で自由律俳句の俳人、種田山頭火に出会った。

北大路翼は「『かっこいいじゃん』って思いました。家にたまたま全集があって貪るように読みました。俳句が自分の『不良道』になった」

とにかく先生の言うことは聞かない子どもだった。小学校3年生のとき、先生がクラスのほかの生徒たちに言った。

「彼（北大路）はクラスの中にいないことにします。だから、皆さんはいてもいないフリをしてください」

高校受験は志望校には行けず、とある高校の特進コースに入った。通常の6時間の授業に加え、朝の補習が2時間、放課後の補習が2時間あった。

「毎日、勉強漬けですよ。3年間クラス変わらないし、部活動も禁止でした」

部活動は禁止だったのだが、それだと卒業アルバムに載せる写真があまりに何もない。それでは生徒がかわいそうだということになり“ウソの部活写真”を載せることになった。

北大路さんは『文芸部にいた』という体（てい）で卒業アルバム用の写真を撮ることになった。

「その撮影のときに初めて先生とちゃんとしゃべって、先生が俳句をやってるって初めて知りました。40歳くらいの男の先生で、結社（俳句をする人の集まり）を立ち上げていて、公民館などで老人を集めて句会をしてました」

北大路翼が俳句を本格的に始める

先生についていって、句会に参加した。

俳句は小学校のときからずっと続けていたが、そこから本気でのめりこむようになった。

「集まってる老人が、老人の中でもはみ出し者の不良老人ばっかなんです。わがままで、人の言うことなんか絶対聞かない。ちょうど『同級生ってつまらないな』と思ってたときに老人に会えてよかったですね。お酒やメシをおごってくれましたし（笑）」

そして大学受験を終え、青山学院大学に進学した。

青山学院大学にでは学業そっちのけで横浜マリノスの応援とナンパに没頭し、貯金なしのギリギリの生活を続けます。

それでも留年することなく大学を卒業すると、風俗情報誌の会社員として半年、フリーターとして2、3年働きました。

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