佐藤岳利(ワイスワイス社長)の経歴と家具の価格・こだわりや特徴は

カンブリア宮殿【価格だけで勝負しない 第三の家具メーカーの挑戦！】

2019年3月7日（木）  22時00分～22時54分 テレビ東京系列で放送
佐藤岳利(ワイスワイス社長)が出演します。
同社のユニークな販売戦略。

激安と高級・・・現在家具業界では２極化が進行中だといいます。

そんな中、ワイスワイスの佐藤岳利社長は使う木材が、「どこで伐採したものなのか？」「どこの製材所で加工されたのか？」といった木材のトレーサビリティを業界に先駆けて明示したことにより注目を浴びています。

 

佐藤岳利(ワイスワイス社長)経歴

高級食材の世界特に国産牛肉の世界などではよく聞くはなしでした。A5ランクとか。
しかし家具の世界ではせいぜい樹種例えば、ケヤキやブナやナラやカリンやパイン材などを明示するのみで、産地までは明らかになっていませんでした。

佐藤岳利社長は「乃村工藝社」に入社、バブル期にHK･マレーシア･シンガポール･アメリカ等に赴任して、 伊勢丹等大手日系企業の海外展開の補助的業務をやっていたが、海外生活が長かったためなのか帰国後、より和風の世界に惹かれていったのです。

いわゆる「季節がある和食の素晴らしさ」 「温泉」など、日本の良さに開眼し、この愛すべき日本の為になにか貢献したいと考え始めたとらしい。

スポンサーリンク

佐藤社長のこだわり

「国産材を軸にトレーサビリティのしっかりとしたフェアウッドを使う会社にしたい」と決意を伝えた佐藤社長だったが、社内からは猛反対が巻き起こった。

「“倒産を早める自殺行為だ。当面、中国で生産し、会社が立ち直ったら方向転換すればよい”というのが全役員の総意でした」

社内で完全に孤立した彼は、社長の座を失いかけたが、強力なリーダーシップで、断固、方向転換への舵を切る。

「木材1本1本について伐採証明書、搬出証明書、輸出証明書を揃えようとしたのですが、取り組んですぐにわかったことは、“それは、事実上、不可能に近い”ということでした」

その後も赤字は続き、社員も次々に辞め半減。それでも佐藤氏は、ブレルことはなく、辛抱強く、自らの信じる道を一歩一歩進んでいった。

この問題について広く知ってもらおうと、2009年に『グリーン宣言』を発表。環境団体や省庁・自治体の後援を得て、全国各地で講演活動を展開し、地道に啓蒙を進めていった。

結果問題意識を有する企業の共感を得、徐々に発注が来るようになったという。その間、2011年、東日本大震災で売上が激減するなど危機的な状況もあったが、2012年度には、ついに単年度黒字を出すことに成功。

2013・2014年度も黒字となり、ワイス・ワイスは、家具・インテリア業界で唯一、トレーサビリティを貫徹する企業としての地位を確立していった。

 

スポンサーリンク

ワイス・ワイスの家具の価格

やはり価格的に高いか安いかと言われれば高級品に当たると思われます。
しかし同社の家具は高いか安いかを云々する消費者は買わないのでと思われます。

国産材を軸にトレーサビリティのしっかりとした材を使用する会社という軸がぶれない限り一定の支持は受けることと思いますね。

KR-102 アームチェア

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク