岸本圭司(吉備中央町)「ケイケイファーム」の場所やぶどう品種は?

9月30日(土)の人生の楽園は岡山県吉備中央町が舞台。早期退職後、東京から移住して、ぶどう農家になった岸本圭司さん(58歳)と妻・邦子さん(55歳)が主人公です。

岡山県といえばももとぶどうが有名。ぶどうはどんな品種を育てているのでしょう?
圭司さんは大学を卒業後、大阪の専門商社に就職し、34歳の時に邦子さんと結婚します。
その後転職し、東京へ転勤。仕事に追われる忙しい日々を過ごす中、老後は自然に囲まれた環境でのんびりと暮らしたいという気持ちが芽生えます。

元々田舎で生まれ育った邦子さんも賛成し、移住を真剣に考えるようになります。そんな中、何気ない気持ちで参加した就農フェアで、吉備中央町のぶどう作りに出会います。

栽培方法が確立し、研修制度や支援体制も整っており、担当者の「50歳からでも始められる」という言葉に背中を押される形で早期退職し、ぶどう農家になることを決意します。

そして平成21年11月、夫婦で吉備中央町に移住。平成22年4月から行政が主催する新規就農実務研修でブドウ栽培について2年間学び行政が主催する新規就農実務研修でブドウ栽培について2年間学び、借地で栽培をしながら自分の園地の整備を進めてきました。

去年10月、ぶどう農家「ケイケイファーム」として独り立ちを果たしました。
今では夫婦の畑でたくさんの品種のぶどうが育ち、その味を気に入り毎年注文してくれるお客様もできました。また収穫時期になると、近所の小学校や地域の集会にもぶどうを届けるようになり、ご夫婦のぶどうは、たくさんの人々に愛されています。

岸本さんはJAへ大半を出荷する一方で、東京や関西などの知人からの販売要請にも応えています。

「ケイケイファーム」の場所

〒716-1241 岡山県加賀郡吉備中央町吉川839-1

TEL/FAX:0866-56-9707

「ケイケイファーム」のぶどう品種

ピオーネ・・・巨峰とマスカットの交配種

大粒で種がなく人気の品種です。

 

シャイン・マスカット

 

安芸クイーン

 

ゴルビー

 

昭平紅

 

瀬戸ジャイアンツ

 

ブラックビート

 

サニードルチェ

 

紫苑

などの多品種のぶどうを育てています。

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吉備中央町の農業実務研修事業

岸本圭司さんが受けた研修制度の概要です。

自己資金を保有していることなど条件もあります。年齢制限もあり55歳以下となっています。

【支援内容】
意欲ある新規就農希望者に対して農業実務者研修を実施し、栽培技術の取得等のために、研修費を支給しながら2年以内の就農に向けた研修を行う。ただし、栽培作物はピオーネに限る。
【研修費】
月額15万円
【条件・対象等】
(1)就農意欲のある方
(2)自己資金があること
(3)年齢が55歳未満の方
【担当課連絡先】
農林課 (E-mail nourin@town.kibichuo.lg.jp)
電話番号 0866-54-1318 FAX 0866-54-1307
〒716-1192  岡山県加賀郡吉備中央町豊野1-2

 

まとめ

飼い猫を店長としてイラストをあしらった専用の贈答箱を作りPRにも努めています。PRの効果もあり、品質の良さが口コミで広がり顧客やリピーターも年々増え、「栽培の様子を見学したい」と東京からほ場見学に来る人もいるほど定評があります。

岸本さん夫婦は「移住してブドウ農家になってよかった。全くの素人の私たちでもブドウを作れるまでになった。安定した品質確保と多くの消費者の笑顔のためにこれからも技術を夫婦で磨いていきたい」と目標を盛っています。

「基本を忠実に守りながら栽培することで、これからもお客さまに喜んでもらえるブドウをつくりたい」と意欲もって取り組んでいます。

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