藤尾益雄(ふじおみつお)は神明社長!白血病乗り越えコメビジネスを

9月21日22:00~ テレビ東京系列で放送 カンブリア宮殿

神明社長藤尾益雄(ふじおみつお)さんが出演します。

コメ卸の大手企業です。

日本人のコメ離れに歯止めがかからない。その中で、「あかふじ米」で知られるコメ卸最大手、神明(神戸市中央区)が事業多角化を積極的に進めているのが藤尾益雄社長です。
いつまでもコメの消費減を指をくわえてみている訳にはいかない。
ということで関連事業を次々展開しています。
2015年の回転ずしチェーン、元気寿司の子会社化、16年のワタミとの資本業務提携、今年7月の雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)への出資など、相次いで事業領域を拡大しているのです。藤尾益雄の戦略によるものです。
 2015年5月13日、神明ホールディングは実質支配力基準により子会社となる株式所有割合40.0%超を目指すとして、元気寿司の株式公開買付け実施を発表。元気寿司は6月17日をもって神明ホールディングの子会社となりました。

 

株式会社神明の略歴

社名   :株式会社神明

本社所在地:神戸市中央区栄町通6の1の21

設立   :1950年(創業1902年)

資本金  :22億2795万円

売上高  :1824億円(2017年3月期、連結)

従業員数 :243人(17年7月現在、単体)

 

藤尾益雄の経歴

1965年、神戸市生まれ。
89年、芦屋大を卒業し、入社。常務、専務を経て、2007年6月に社長就任。
元気寿司会長などを兼ねる。兵庫県経営者協会理事。

 

国内のコメの消費は減少の一途で、1人当たりの年間消費量はピーク時の半分の55キロ程度です(15年度)藤尾さんは
このままだとコメが基幹作物の国内農業は衰退するという危機感を持っておられます。
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藤尾益雄の病歴

社長就任後の悲劇
社長就任2年後に急性骨髄性白血病にかかっていることが判明。
株式会社神明にとっても一大事の出来事でした。
これ命に関わる大病です。
ワタミの渡邉美樹さんとの対談で。

渡邉さん、「社長になってすぐ、白血病と言う大病に??」

藤尾さん、「絶対にあきらめないと言う、むしろファイトが沸いてきた」

白血病をカミングアウトされています。

本当に怖い病気なのです。

血液中には赤血球、白血球、血小板などの血液細胞があり、骨の内部にある骨髄(こつずい)で血液細胞のもととなる造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)から増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)してつくられます。

造血幹細胞は、骨髄系幹細胞とリンパ系幹細胞に分かれ、前者からは赤血球、血小板、白血球の一種である顆粒球(かりゅうきゅう)や単球に分化し、後者からはBリンパ球、Tリンパ球、NK細胞などのリンパ球に分化します。

急性骨髄性白血病(AML:Acute Myeloid Leukemia)は、このような血液をつくる過程の未熟な血液細胞である骨髄芽球に何らかの遺伝子異常が起こり、がん化した細胞(白血病細胞)が無制限に増殖することで発症します。

 

藤尾益雄の経営方針

神明は115年にわたりコメを扱ってきましたが、これまでのコメ卸の枠を超え、消費者の口元までコメを届ける事業展開が必要だと思いました。コメの新しい消費を創り出したい。そのため、生産から調達、加工、販売まで一貫して担い、付加価値を付けていく「バリューチェーン」の構築が必要です。

コメと、その消費拡大につながる野菜、果物、魚に関わる事業を軸に考えています。すし、おにぎり、和食で新しい提案をしたい。今年、青果卸の東果大阪(大阪市)や水産加工の神戸まるかん(神戸市)を買収して子会社化したのもそうですし、雪国まいたけへの出資もその考えからです。

 グループの元気寿司や炊飯加工の「Shinmei Delica」(京都府城陽市)、ワタミなどの出資先企業へ食材を供給し、外食チェーン、スーパーなど取引先へも販売します。今年5月には、食材を一般家庭に宅配するショクブン(名古屋市)と資本業務提携を結びました。野菜、果物や、魚などの水産物とコメを結びつけた新商品の開発も考えています。

米の消費量の減少を前提に戦略を組み立てているのが、神明の藤尾益雄戦略なのです。

 

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