中林美恵子は小沢ガールズ?小沢チルドレン?
中林美恵子さんは2017年4月に早稲田大学教授に就任しました。
トランプ大統領当選後は特にテレビ出演が増えています。
独特の落ち着いたトーンの声もいまの声高コメンテーターの中では非常に聴きやすく好感がもてますね!
さて中林美恵子さんはアメリカ共和党の職員を勤めていた時期があります。
1992年ワシントン州立大学大学院在学中に米国永住権を得て、1992年に米国家公務員として連邦議会上院予算委員会に正規採用されました。
この日本人として珍しい経歴が後の米政治のコメンテーターとして脚光を浴びるとは中林美恵子さんも予想していなかったと思います。
中林美恵子さんは翌年1月から2002年4月まで上院予算委員会の共和党(ピート・ドメニチ委員長)側に勤務しました。
約10年間、米国の財政・政治の中枢で公務に専念、予算編成の実務を担うこととなります。
この記事では中林美恵子さんの夫のことや、小沢ガールズと小沢チルドレンの違いを紹介します!
このガールズとチルドレンは大した違いって有るの?ていう声が聞こえそうです。が全く別物なのですコレが!
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中林美恵子の経歴
早稲田大学教授。
大阪大学博士(国際公共政策)、米ワシントン州立大学修士(政治学)。
元衆議院議員。経済産業研究所研究員や財務省財政制度等審議会委員など歴任。
米国在住14年のうち10年間は米連邦議会上院予算委員会の連邦公務員(共和党)として国家予算編成を担う。
埼玉県深谷市の農家の三姉妹長女。
早大准教授を経て17年4月教授。
【中林美恵子の夫】
医師をされています。
勤務医か開業医かは不明ですが。
夫の誕生日は2月13日とツイッターでカミングアウトしています。
夫婦関係も良好なようです。
地元活動で今日も多くの方々にお目にかかる事ができました。ありがとうございました。一日を今終えて帰宅の途につきます。実は今日は夫の誕生日。
— 中林美恵子(早稲田大学) (@nakabayashimie) 2010年2月13日
【米国帰国後】
在米14年を経て日本帰国後、2005年まで独立行政法人経済産業研究所研究員。
米国ジョンズホプキンス大学客員スカラー、中国人民大学招聘教授など兼務しました。
2006年より跡見学園女子大学(マネジメント学部)准教授に就任。
その間、日経ウーマン誌『1994年ウーマン・オブ・ザ・イヤー(政治部門)』を受賞し、1996年アトランタ・オリンピックでは聖火ランナーを務めた。まさにアメリカを知り尽くした女性です。
2009年の第45回衆議院議員総選挙立候補(民主党)するのに退路を絶ちました。
あらゆる公職および大学の常勤職を辞任しました。
神奈川県第1区で135,211票を獲得し小選挙区で当選。
専門は、財政および外交・安保。衆議院では、予算委員会委員、財務金融委員会理事、外務委員会理事、安全保障委員会委員、内閣委員会委員、国会対策委員会委員、倫理選挙特別委員会理事、海賊対処・テロ防止特別委員会委員、災害対策特別委員会委員など歴任しました。
党務では税制調査会事務局次長や国際局副局長などを務めた。2012年6月26日の消費税増税法案には賛成票を投じて自らの政治信条に従いました。
同年12月16日に執行された第46回衆議院議員総選挙で、民主党への強烈な逆風や反自民票が日本維新の会およびみんなの党の新人候補に分裂したことにより(自民得票率41.2%、非自民得票率58.8%)非自民の中ではトップながら、前回破った自民党の松本純には次点で敗れました。
敗因はひとえに民主党(当時)への逆風がすごかったのが原因です。また無党派層が日本維新の会やみんなの党に投票したことも大きな理由です。
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【小沢ガールズとは】
第45回衆議院議員総選挙において、小沢一郎は全国各地の自民党大物議員の地盤に女性候補を多数擁立しました。
また政権交代の象徴区として必勝を期すために私設秘書の派遣や選挙支援に力を注いだため、それらの選挙区は公示前から全国的な注目を浴びることとなりました。
それらの選挙区で小選挙区当選が相次ぎ、また小差の惜敗率で復活当選する候補者も多かったのです。
スポーツ新聞や夕刊紙、週刊誌などはこれらの女性候補者を従来一般的に報道で使われていた「くノ一」や「女性刺客候補」ではなく「小沢ガールズ」という表現で記事を記し、全国紙もこの呼称で使用したのが始まり。
「小沢ガールズ」について明確な定義はありません。
「小沢ガールズ」とされた当選者は、新人当選者の三宅雪子、福田衣里子、江端貴子、中林美恵子、岡本英子、山尾志桜里、永江孝子、田中美絵子等や、元々小沢グループとして前議員であった青木愛や太田和美等でした。
その後小沢ガールズは2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙に大敗し、絶滅危惧種に指定されました。
2017年もう政治の世界にはほとんど見かけません。寂しい限り。
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【小沢チルドレンとは】
小沢一郎氏はご存知のように、新進党、自由党、民主党とにかく打つ代わりが激しく壊すのが好き(失礼)政界のブルドーザー
破壊王?です。
ここでは、比較的新しい民主党の小沢チルドレンを紹介します。
2003年に自由党が民主党と合流した後の第43回衆議院議員総選挙や第44回衆議院議員選挙、衆議院補欠選挙や第21回参議院議員選挙では、小沢一郎政治塾出身者や小沢一郎氏が発掘して擁立した新人候補に自らの秘書を派遣して辻立ちなど具体的な選挙戦術を指導しました。
結果多くの新人議員を当選させました。
橋本清仁、室井邦彦、小宮山泰子、青木愛、菊田真紀子、松木謙公、石関貴史、横山北斗、石川知裕、太田和美、谷岡郁子、平山幸司、藤原良信、横粂勝仁などがいます。
2004年には当選1~2回の議員で作る一新会が結成されました。
一新会を中心に小沢一郎氏を個別に支持する議員に加えて従来の自由党グループも含め、小沢グループと呼ばれるようになりました。
小沢が選挙担当筆頭代表代行として指揮を執った2009年の第45回衆議院議員総選挙では143人の新人議員が誕生し、またその多くに前述のような私設秘書派遣や選挙戦術指導を行って選挙戦を戦ったため、マスコミは大々的に「小沢チルドレン」誕生を報じました。
青木愛や太田和美はガールズとチルドレン両方に栄えあるノミネートを果たしている議員さんもいます。
また違いは時期の違いと、人が違う。
小沢チルドレンのときは小沢一郎氏に勢いがありました。
小沢ガールズのときは明らかに陰りが見えていました。
おごる平家も久しからず?でしょうか。
まとめ
このように中林美恵子さんは逆風で落選してしまいました。
しかし、持ち前のキャリアで現在は早稲田大学の教授をつとめています。
テレビでも真面目なコメントが好感持てるし、声も物腰も落ち着いていてザ・大人のコメンテーターです。
最近は的はずれなコメントをするコメンテーターさんもいますよね^^
そんななかで羽鳥慎一のモーニングショーやひるおびでのコメントは安定しています。
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