池田修ニ(岡山済生会総合病院医師)の経歴は?診療船済生丸で島々に医療を

2月4日 世界一受けたい授業 19:56から

日テレ系列 では診療船済生丸と医師池田修二先生が紹介されます。

池田修二先生や他のスタッフは岡山済生会総合病院の医療船「済生丸」に乗り込み医療を行います。

年のうち216日出動します。

ご存知のように瀬戸内海には大小700くらいの島があると言われており、無人島も一部ありますが、島民が住んでいる島が多数です。

そういう島々を船でめぐり医療を行うのが、池田修二先生らの仕事です。

ただし船では治療は一切せず、病期の予防と早期発見を主な仕事としています。

 

また船の医療機器や椅子ベッドなどはすべて固定されています。

さて船での仕事はどういうものなのか紹介します。

 

池田修二先生経歴

出典:http://www.okayamasaiseikai.or.jp/doctor/3591.html

 

岡山済生会総合病院
所属
内科 健診センター
役職
予防医学部長
診療部長
健診センター長
奉還町診療所管理者
専門分野
腎疾患・骨代謝・予防医学
資格
日本内科学会指導医、認定内科医
日本腎臓学会指導医、腎臓専門医
日本人間ドック学会専門医、認定医
日本人間ドック学会人間ドック専門医制度過渡的措置に基づく研修関連施設指導者
日本人間ドック学会人間ドック健診情報管理指導士
岡山県医師会乳がん検診担当医
日本医師会認定産業医
日本腎臓学会学術評議員
出身校
岡山大学 1982年卒業

 

済生丸の役割は

瀬戸内海巡回診療船「済生丸」は、昭和36年5月、済生会創立50周年記念事業として当時の岡山済生会総合病院の大和院長によって発案され、昭和37年12月に運航を開始しました。

ちょうどこの時期は、国が、離島・山村などのへき地保健医療対策として診療所設置のほか、患者輸送車、巡回診療車等の機動力強化などを盛り込んだ第二次の計画を策定中の頃でした。

当時から大和院長は、瀬戸内の島々の過疎化や高齢化は日本の50年先の縮図であるとして、島に治療医学からなる予防医学を根付かせていきたいと考えていました。彼の「無医島の人々に医療の光を」という熱い想いが済生会を動かし、国内唯一の診療船「済生丸」が誕生したのです。

現在もその意志は引き継がれ、自分の体は自分で守るという予防医学を検診の普及という形で実践し、今日に至っています。済生丸の検診で早期のがんが発見され、早期治療へ繋がり、今も島で元気に暮らしている島民の方も少なくありません。

また、「済生丸」は島民の健康を守るとともに、検診や健康教室などを通じて交流の場ともなっており、人と人との繋がりが済生丸事業を続ける原動力にもなっています。

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済生丸実際の医療活動

瀬戸内海には、700余りの島が点在しています。済生丸が活動している岡山、広島、香川、愛媛県の有人島は84島、そのうち医療機関のある島は39島【国土交通省離島振興計画(平成25年度~平成34年度参照)】ですが、医療機関が充実している島はわずかです。済生丸は瀬戸内海に浮かぶ63の島々を巡回して診療・検診に当たっています。

年度開始前に、関係市町や島民の要望も踏まえた年間計画を立て、約10日間のサイクルで各県を回航し、関係4県にある済生会の7つの病院のスタッフが持ち回りで乗り込み活動しています。

乗り込むスタッフは、その内容によって4~12名程度、医師、薬剤師、保健師、看護師、放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、管理栄養士、MSW,事務職員と多職種にわたり、年間延べ約9000人の診療・検診を行っています。船には船長以下5名の船員が常駐し、運航、管理にあたっています。

 

済生丸の担当区域

岡山・香川・広島・愛媛の4県の有人の島々をカバーしています

岡山 鴻島・大多府島・犬島・石島・高島・白石島・北木島(楠・豊浦・西地区・大浦)・真鍋島・六島・飛島

広島 小佐木島・百島(泊・福田)・生野島・長島・三角島・大崎下島(沖友)・斎島・大芝島・塩谷(呉市)・倉橋島(大迫)・鹿島(上・下・中)・上蒲刈島(大浦・宮盛・向・田戸)・情島

香川 男木島・女木島・本島(泊・小阪・福田)・広島(江の浦・青木・茂浦)・手島・小手島・牛島・櫃石島・岩黒島・与島・伊吹島・粟島・志々島・高見島・佐柳島(長崎・本浦)・直島(本村・宮の浦)・小豆島(堀越・橘・岩谷・当浜・田ノ浦)・豊島(家浦・唐櫃)・沖ノ島・小豊島

愛媛 睦月島・怒和島(上怒和・元怒和)・津和地島・二神島・野忽那島・安居島・青島・釣島・戸島・嘉島・日振島・竹ヶ島・大島(八幡浜市)・佐島・大島(友浦・余所国)・津島・伯方島・大三島(野々江・盛)・大下島・生名島

 

済生丸の医療目的以外の用途は?

2011年に済生丸は廃船の危機を迎えたが、それを救ったのが、災害時の災害救助船としての役割。

なんと済生丸の維持費は年間1億3千万円、毎年赤字です。

災害時には物資の運搬や、看護婦や医師を災害地に派遣したり、ライフラインを確保する。船内の設備で海水から真水を1日あたり3トン作る能力も備えています。

また実際阪神大震災時には神戸にも派遣された実績があります。

 

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