クローズアップ現代+「急増中!“ネット・ワーカー”の実態に迫る」
2017年2月1日(水) 22時00分~22時25分 NHK
中野円佳が出演します。
中野円佳は今年の2015年3月末で8年間務めた新聞社を辞め、転職しました。
現在はチェンジウェーブという会社で働きながら、ジャーナリスト・研究者としても活動しています。『「育休世代」のジレンマ』は、育児休職中の2012~13年に書いた修士論文を書籍化した。中野円佳自身も日本経済新聞社でそのジレンマを感じた一人。
最終的には退職を決断したのです。そんな中野円佳の経歴や出身大学や著書もだしておられますが、育児世代の働き方に対する中野円佳の考えなどを紹介します。
中野円佳のプロフィール
1984年、東京都生まれ。
2007年東京大学教育学部卒、
日本経済新聞社入社。
金融機関を中心とする大企業の財務や経営、厚生労働政策などを担当。
14年、育休中に立命館大学大学院先端総合学術研究科に提出した修士論文を『「育休世代」のジレンマ』として出版。
育休復帰後に働き方、女性活躍推進、ダイバーシティなどの取材を経て、
15年4月より企業変革パートナーの株式会社ChangeWAVEに参画。
東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍。
中野円佳の活動実績
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東洋経済オンライン、日経DUAL、ハフィントンポストブログ、DRESSなどでコラム執筆。NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」、BSフジ「プライムニュース」など出演。規制改革会議、RIETI、財務総研などの政府系会議への出席、企業・労働組合向けの講演多数。
著書
「育休世代」のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?~ (光文社新書)
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『「育休世代」のジレンマ』という本は中野円佳が育児休職中の2012~2013年に書いた修士論文を基にしたものです。
15人の総合職女性へのインタビューから構成したものです。分析を通じて浮かび上がってくるのが、「男女平等に競争し、勝ち上がっていく意欲があった女性ほど、子どもができるとかえって辞めている。辞めずに続けやすいのは、ある程度仕事への意欲を引き下げて、ゆっくり働ける人」という事実です。
ゆっくり働ける人が残るというのがジレンマです。
男性並みに働いて成果を出すのが当然と信じるようになった「マッチョ志向」の女性たちは、出産すると、次のようなジレンマに陥ります。
①働きやすさよりもやりがいを重視してハードな職場を選び、②自分と同じくらいハードワークな夫と出会って結婚するために、育児と仕事の両立が回らなくなってしまう――。
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それは今も本心ですし、中野円佳自身、自分がいた会社で育休世代のパイオニアになりたかった面もあります。
そうやって残って頑張ろうとする女子をたきつけておいて、ごめんなさい。私はこの3月末で勤めていた新聞社を辞めることにしてしまい、したがって「会社に残って頑張るパイオニア」にはなれませんでした。
中野円佳は育休から復帰して辞めるまで1年半ほど働きました。かなり自分の裁量で動くことができる部署にいたので、育児との両立にはあまり苦労せずに済みました。
日々の小さな仕事のほか、興味のあることを取材・提案し、紙面化することに関しては人並み以上にやってきたつもりだった。
ところが、まだ子どもが小さく、中野円佳は残業を毎日しますというふうにはしたくない。
2人目を産むことも考えたい。でも、仕事のクオリティは落としたくない。恥ずかしい仕事をしたくない。
「でも、でも、でも」。そんな逡巡の下で仕事をしていた育休後の1年間。部署にいる年数はそれなりに長くなりつつありましたが、上司との面談で、彼女の口から「次は新しい部署で、新しいチャレンジをしたい」という言葉はついぞ出てきませんでした。
ココガ中野円佳の日本経済新聞社での仕事の限界でした。
クローズアップ現代+「急増中!“ネット・ワーカー”の実態に迫る」放送内容は
育児をしながらお金を稼ぎたい、パソコンスキルを生かしたい、地方に住みながら働きたい…いま、時間や場所にしばられない“ネットワーカー”が急増中! 記事の執筆やプログラミング、営業に家事代行など、さまざまな仕事が並ぶ大手クラウドソーシングサイトの登録者数は330万人を突破。未来の働き方ともてはやされる一方で、取材を進めていくと「低賃金」「長時間労働」という実態も。企業と雇用関係を結ばない働き方は本当にバラ色なのか?徹底検証します!
まとめ
登録数は330万人と言うものの働き方は様々。
スキルのない人だと、例えばネットで1記事書いても1記事200円程度の場合もこの記事を書くのに1時間かかるとすれば、時給は200円にしかならないのですね。
これでは仕事としてどうかなという疑問がわきますよね。
いくら家で仕事が出来ると言ってもね。
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