ハートネットTV「小さな命へのまなざし 14歳の俳人 小林凜」
2016年12月14日(水) 20時00分~20時30分 NHK Eテレ
小林凛くん(俳人)が出演します。
いじめにより不登校になり
中学生だが昨年の6月から学校には行かず、家庭学習を
続けている少年。理由は命の危険を感じるから。
大阪府に暮らす小林さんは5歳から俳句を詠み始め、全国新聞の俳壇で何度も入選。
2010年に朝日新聞の俳句コーナー「朝日俳壇」に初入選し、その後、何度も入選を繰り返している俳人・小林凛(りん)くん(14・本名・西村凛太郎)だ。彼は、大阪で母・史(ふみ)さん、祖母・郁子さんと3人で暮らす中学生。
身のまわりの自然や、小さな生き物を優しいまなざしで切り取った俳句は、高い評価を受けている。これまでに詠んだ句は800に上り、2年前、2冊目の著作も出版された。
小林くんは生まれたとき、一般的な赤ちゃんの3分の1ほどの944グラムで生まれた。
医師から「命がもつかわからない」と言われたが、命の危機を脱し成長していった。
そして、文字を覚え始めた5歳のとき、五七五のリズムを使って突然、表現するようになったという。
芽生えは非常にはやかった。
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【小学生で1年休学】
6歳。凛くんは小学校に入学。しかし体は小さく、脚力や腕力が弱かったため壮絶ないじめを受ける。
史さんは何度も学校と話し合いをしたが状況は変わらかった。
ついに、5年生の1年間を学校に行かせないようにしようと決める。学校へのあきらめもあったが、後ろから足首をつかんで転ばせようとする、階段で体をぶつけてくるなど、エスカレートしていくいじめに”命の危険”を感じたからだった。
いじめはなくならないです。
それはわかっているのですが、管理人は不毛を感じます。
いじめている人あなた達は本当に楽しいのですか?人として恥ずかしくない?
【休学が凛くんに俳句魂を】
「俳句という部屋にこもれば、さすがに邪悪なエネルギーは入ってこれない」と、凛くんは考えるようになる。
この休学は幸いにも、凛くんの俳句の世界を広げるという結果を生んだ。郁子さんとよく散歩に出かけるようになり、たくさんの題材や季語のもとになるものに出会った。
散歩のときに感じた景色やふとした出来事が題材になったのです。
凛くんが朝日歌壇で入選した句
《紅葉で 神が染めたる 天地かな》(9歳)
《ゆっくりと 花びらになる ちょうちょかな》(9歳)
《子すずめや 舌切られるな 冬の空》(7歳)
《いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨》(?歳)
《成虫に なれず無念の かぶと虫》(10歳)
《かき氷 含めば青き 海となる》(11歳)
小林凛太郎のプロフィール
生年:2001年5月生まれ
現在中学3年生であるが不登校の日々
2013年に『ランドセルの俳人の五・七・五~いじめられ行きたし行けぬ春の雨』
2014年『冬の薔薇立ち向かうこと恐れずに』
にをブックマン社から出版する。
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