ガイアの夜明け【消すな職人技!生き残りの秘策】
2016年9月13日(火)テレビ東京系 22時00分~22時54分
北星鉛筆が取り上げられました。
北星鉛筆は東京都葛飾区四つ木にある日本の文房具製造メーカーです。
現在の北星鉛筆は、1943年に北海道で鉛筆用木材の製造を行っていた杉谷木材が旧北星鉛筆を買収したことから始まります。
北星ブランドの系譜は、戦前のメジャーブランドである月星鉛筆に繋がる歴史のあるメーカーです。
四つ木の工場には「東京ペンシルラボ」という鉛筆学習施設を併設し、一般向けに工場見学を受け付けています。
最近では循環型鉛筆産業システムの構築を目指し、「環境に優しい木のリサイクル商品」の開発にも力を入れています。
北星鉛筆工場見学の方法
お申し込みは電話やFAXでも受け付けております。
●申込み電話番号:03-3693-0777
●申し込みFAX番号:03-3697-5827
※FAXの誤送信が増えている為、ご利用際はご注意くださいとのことです。
鉛筆の製造工程は
例えば、鉛筆の製造には100以上の工程があること。
芯は、黒鉛と粘土を混ぜて1000度以上で焼き上げること。さらに、書き味を滑らかにするため、油に浸すこと。
軸の六角形は親指、人差し指、中指の3点で押さえるために「3」の倍数でデザインされていること……。
「へぇー」の連続。数々の秘密を知り、これまで理解してなくてごめんね、と鉛筆に謝りたくなる。軸の木材も厳選されている。
木目がまっすぐ通っていて、節が少なく、しかも芯を削るために軟らかい素材でなければならないのです。昔から使われ続けてきたのがインセンスシダーという木です。ヒノキ科で芳香がある木です。
大人の鉛筆について
しかし、一見凡庸な筆記具が「ヒット商品」だと聞いて、がぜん興味がわきますね。いったいどこに、人の気持ちを揺さぶる秘密が隠されているの?
手にとると無垢の木がふわりと優しい。やはりこのノスタルジックさが魅力。
シャープペンシルと同じやねというひともいます。
どことなく滑っていくようなスムーズな感じ。文字が文字を生む快感。ごくわずかな摩擦と微妙な弾力とが、先端から伝わってくる。これはもう感性の問題なのです。
北星鉛筆創業60周年記念で発売された『大人の鉛筆』。2011年4月に発売され、「国際文具・紙製品展ISOT」の「日本文具大賞」でデザイン部門優秀賞を受賞し、瞬くまに5万本近く売り上げた。文房具では堂々「ヒット」と言える数字です。
2016年の9月時点ではどれくらいの本数が売れているのか?
大人の鉛筆の誕生は親子で来た「お母さんが『大人も使える鉛筆があればいいのに』と言ったのです。
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たしかに今の鉛筆はキャラクターの柄が多くて子ども向けという印象が強いんですよね」
鉛筆は子どもの文具そんなイメージが定着していました。しかし製造側としては、母親の感想を聞き流すわけにはいかなかったのです。少子化の逆風に加えて100円ショップに中国製鉛筆が並ぶ時代。
「鉛筆の生産量は年々低下して40年前の3分の1まで落ち込んでいます。文字を書かなくなったこの時代に、あえて鉛筆から離れてしまった『大人』に向け、新しい鉛筆を作れないだろうかと。
小さい頃、一番身近にあって誰もが馴染んだ道具ですからね」
対象世代を「大人」に絞りこむという、「文具として初めて」の開発コンセプトがこうして定まりました。文具メーカーとしては大きな挑戦だったのです。
管理人はクリップ付きを使っています。使用期間は1年ほどです。
クリップ付きなので普段から胸ポケットに挿しておけ、便利です。
仕事で使う私にとって、クリップ無しはやはり使いにくいです。
職業柄、鉛筆を使う機会が多いのですが、この鉛筆で筆記していると、小学校時代を思い出します。
大人になって今更鉛筆で?という感じもするのですが、やってみるとやはりいいものです。
欲を言うとノック部分が消しゴムだと雰囲気が出てうれしいです(実用性は置いておくとして)。
妻にも一本プレゼントしたところ、喜んでくれました。妻も毎日のように使ってくれています。
なんとなく懐かしいねって言ってます。
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