神奈川新聞社は8月24日、毎年8月に開催していた「神奈川新聞花火大会」を当分の間休止すると発表しました。同社は「安全上の問題から、今後の実施が難しくなった」と説明している。
メイン会場の横浜市みなとみらいエリアの開発が進み、空き地が大幅に減少。観覧者が安全に鑑賞できるスペースの確保が難しくなっていたという。道路に観客 があふれ、座り込む客も出ていたことから、緊急時に対応が難しいとして神奈川県警などから問題が指摘されていたという。
今月2日に開催した31回大会では、観客の流入を抑制するなどの対策をした結果、大きな事故などはなかった一方、一部の観客が道路に座り込んだり、立ち 入り禁止区域に侵入。「安全管理上の問題を残した」として、関係各所からの声も参考検討にした結果、休止するとの判断に至ったといいます。
同社は「長年にわたって県民読者の支援で開催してきたが、安心・安全な運営には代えられない」としている。今後、新しいイベントにつなげられるよう検討していくという。
毎年花火大会を楽しみにしていた観覧客からも残念ですという声が出ています。
しかし、けが人や死者が出れば人命にかえられないだけにやむなく中止となった模様。
観覧客のマナー問題は他の花火大会でも問題になっています。ゴミを捨てかえる。近道をするため私有地に侵入する等近隣住民には本当に迷惑な話。
管理人はマナーを守らないなら中止するのもやむなしと考えます。
同社は「長年にわたって県民読者の支援で開催してきたが、安心・安全な運営には代えられない」としている。今後、新しいイベントにつなげられるよう検討していくという。
同社は「長年にわたって県民読者の支援で開催してきたが、安心・安全な運営には代えられない」としている。今後、新しいイベントにつなげられるよう検討していくという。
同花火大会は1986年に始まり、今年で31回目の開催を迎えていいました。
横浜の夏の風物詩として親しまれてきた「神奈川新聞花火大会」が、来年から休止することになりました。
スポンサーリンク
主催する神奈川新聞社によると。
【神奈川新聞花火大会は毎年20万人が集まるイベントだった】
中止理由は
●≪観覧場所が確保できない≫
観覧場所が確保できずに一部 の観覧客が道路に座り込むなどするため、「安全上の問題から実施が難しくなった」こと
●≪警察から危険性を指摘されてきた≫
みなとみらい・新港地区は近年開発が進み、空き地が減少。観覧場所を求 めて道路にあふれる観覧客らが増え、県警などから緊急車両が通れなくなるといった安全対策上の課題を指摘されてきたという。
みなとみらいの夜景を背景に約20万人が集まる全国屈 指の大会とされてきただけに、「残念」「寂しい」といった声が広がっている。
同社によると、同大会は1986年に始まり、今月2日に31回目が開催された。舞台は当初は山下公園(横浜市中区)の海上だったが、95年からみなとみ らい地区(同市西区)に移った。毎年8月の恒例イベントとして定着してきた一方で
≪警備員を増員させたものの≫
同社は安全対策について、県警や公共施設管理者と協議を重ね、大混雑するみなとみらい駅や桜木町駅に客が集中しないよう、周辺駅付近での観覧会場に客を 誘導。警備にも億単位の費用を投じ、今年の大会は、警備員を昨年の約800人から約1600人に倍増させたという。
≪マナー違反で中止に≫
それでも、道路での座り込みや、商業施設や工事現場の立ち入り禁止区域への侵入は、後を絶たなかったという。同社は24日、「安全・安心な運営には代え られない」として当面の間の休止を発表。「長年見てきたが残念」といった声が同社に直接寄せられたり、インターネット上で広がったりしている。
≪関係各位の迷惑のため早めに発表≫
同社の担当者は「安全対策を模索し、やれるだけのことをしてきたが、課題を解決できない」と話す。人気イベントのため、来夏の予約を今から受け付け始めるホテルや飲食店もあるといい、「経済的な混乱を起こさないよう、いち早く発表した」と説明した。
同社は「長年にわたって県民読者の支援で開催してきたが、安心・安全な運営には代えられない」としている。今後、新しいイベントにつなげられるよう検討していくという。
2016年「神奈川新聞花火大会」花火大会の概要
●花火大会概要
日程:2016年8月2日(火)
時間:19:00~20:30
場所:横浜みなとみらい21 臨港パーク前面海上
雨天:決行 荒天時は翌8月3日(水)に延期予定
打ち上げ数:約15,000発
●最寄り駅とアクセス
みなとみらい駅から徒歩5分
新高島駅から徒歩10分
桜木町駅から徒歩15分
横浜駅から徒歩20分
スポンサーリンク