2月14日情熱大陸 23:00よりより TBS系列で放映
和菓子職人 水上力さんの特集です。
和菓子職人 水上力のこだわり
お母さんが子供のおやつに作るもの
和菓子はありますか?ホットケーキやクッキーやケーキまず子供には洋菓子を作る。これが日本の現状です。これが水上さんには耐えられないようです。お母さんが子供に和菓子をおやつで作る。こういうのがおそらく村上さんの理想です。
水上力さんの略歴
1948年東京生まれ江戸菓子屋の四男に生まれる
京都名古屋で和菓子修行ののち1977年東京小石川に和菓子店を出店
妻の道子さんとは仲がいい
現在次女の夫が同店にて和菓子修行中
各有名パティスリーともタイアップし和菓子を世界に広めるため活動中
和菓子の衰退
和菓子が日本人の生活から消えようとしている。こういってはばからないのが、小石川「一幸庵」店主水上力さん。たしかに洋菓子屋さんの開店はよく見ますが、和菓子屋さんが開店するのはまず見ないですね。それだけ産業的には衰退産業。京都などでも老舗の和菓子屋は続いているものの、新規はまず見ないです。それだけ新規参入は難しいという事です。これが大手でも例外ではありません。
大手チェーン店も和菓子店のチェーン化はビジネスモデルとして成立しないとみているのかもしれません。だから大手がはいってこない。ますます、規模の小さい店が手仕事的に先鋭化する部分はあります。
しかしだからと言って、それがすべて悪いという事ではないとおもいます。少なくとも技術の伝承の面では、一子相伝ではありませんがいい技術が伝承される好機ではあります。
「一幸庵」の名物わらびもち
一幸庵のわらびもちはわらびの地下茎から3~4%しか取れないでんぷんを使用した特別なわらび粉を使用するところに特徴があります。わらび粉を火にかけねってねってねりまくる。何万回と繰り返した作業で水上さんの手のひらもお菓子作りに向くよう変形してきたそうです。
わらび餅 4個入 税込1,642円
バレンタイン新作和菓子
一幸庵のバレンタイン菓子は万葉集に題材を得た菓子、万葉集を和菓子で表現したそうです。万葉集を和菓子で非常に興味がありますよ。番組ではこのほかに素材・色を吟味した和生菓子が紹介される予定です。
スポンサーリンク
まとめ
未了・・・禅の言葉です。終わらないさま。修行もこのことばどおり。終わったと思えば成長が止まる。水上さんも目指す頂上まで5合目といっておられます。こういっている限りいくつになっても成長を続けられるでしょう。今後も人気を博すことは間違いないでしょう。
こういう道を追求する和菓子職人なら海外から教えを乞う職人が集まるのは納得です。和菓子は色使いで見事に季節を表現しています。これは海外の菓子には見当たらないと思います。
スポンサーリンク