古関裕而(こせきゆうじ)は六甲おろしと闘魂こめてを作曲経歴は?

石橋貴明のたいむとんねる【巨人と阪神と早稲田と慶應の応援歌みんな同じ作曲家!?】

2020年2月24日(月)  23時00分~23時40分
古関裕而先生は大作曲家です。
六甲おろしや闘魂こめてなどの応援歌は今も球場で絶対歌われる曲。

時代のふるさを感じませんね。

 

古関裕而(こせきゆうじ)の経歴

本名: 古關 勇治
生年月日: 1909年8月11日
没年月日 :1989年8月18日(80歳没)
出生地 :福島県福島市
死没地 :神奈川県川崎市宮前区菅生(聖マリアンナ医科大学病院)
職業: 作曲家
ジャンル 応援歌、行進曲、戦時歌謡、歌謡曲
配偶者 古関金子(1930年 – 1980年死別)
著名な家族 古関正裕(長男)

福島で生まれ旧制福島商業学校(現福島商業高等学校)に通いながら仙台に通い、金須嘉之進に師事して、1929年、チェスター楽譜出版社募集の作曲コンクールに入選、日本人として初めて国際的コンクールの入選履歴を得た作曲家である。

軍歌、歌謡曲、早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」、慶應義塾大学応援歌「我ぞ覇者」などを作曲。

全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、阪神タイガースの応援歌「大阪(阪神)タイガースの歌(六甲おろし)」、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)」は特に有名。

古関が作曲した曲は5千曲に及ぶという。また、作曲の作業には楽器を一切使わずに頭の中だけで行ったといわれる。いわゆる天才だと考えられますね。

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慶應義塾大学 我ぞ覇者
(藤浦洸作詞、古関裕而作曲/昭21)

雲を破りて 世を照らさんと
見よや見よ自由の 先駆われ
独立友呼べば 自尊と我応え
おお 共に起たん 吾等が義塾
慶應 慶應 慶應義塾
塾祖の理想 世に敷かん

天にかがやく 日輪あれば
見よや見よ青春 われにあり
世紀の空染めて 掲げよ三色旗
おお 共に謳え 吾等が義塾
慶應 慶應 慶應義塾
その名ぞ永久に 光輝あれ

猛き翼は 岩をも裂くと
見よや見よ真紅の 我が闘志
緑の風を衝き 颯爽行かんかな
おお 共に進め 吾等が義塾
慶應 慶應 慶應義塾
桂の冠 我ぞ覇者

よくぞ来たれり 好敵早稲田
天日のもとにぞ 闘わん
精鋭我に有り 力ぞ溢れたり
おお 打てよ砕け 早稲田を倒せ
慶應 慶應 慶應義塾
叫べよ高く 覇者の名を

おお 打てよ砕け 早稲田を倒せ
慶應 慶應 慶應義塾と慶應義塾応援歌我ぞ覇者に明確に描いている。

これは先に作られた慶応応援歌の我ぞ覇者に対する返礼歌
早稲田大学の光る青雲です。
早稲田大学の在校生が作詞した応援歌

慶応倒し 意気あげて
この喜びを 歌おうよ

ときっちり慶応倒すと明記されていますね。

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「ひかる青雲」 作詞・岩崎 巌 作曲・古関裕而

ひかる青雲 風さえ香る
若き生命の 歓喜の調べ
勝鬨あげて 手を打って
早稲田の幸を 歌おうよ
早稲田 早稲田 早稲田 早稲田
(以下略)


天をどよもす 勝利の歌に
仰げ理想の ばら色雲よ
雄叫び挙げた 若人が
今快勝の歌に 酔う


鐘が鳴る鳴る 勝利の鐘が
早稲田勝てりと 高鳴りひびく
ああその鐘に 声合せ
勝利の歌を 歌おうよ


希望の杜かげ みどりの夢よ
競う青春 誇りの歌よ
慶応倒し 意気あげて
この喜びを 歌おうよ

 

古関裕而の野球殿堂入りは

野球殿堂博物館は2019年12月3日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表した。競技者表彰に加えて特別表彰の候補も初めて公表され、「栄冠は君に輝く」や「六甲おろし」「闘魂こめて」など数多くの野球の応援歌を手がけた作曲家の故古関裕而氏が候補入りした。

同氏は今春のNHKの連続テレビ小説「エール」のモデルにもなっている。それぞれの表彰は投票によって決定。本年1月14日に殿堂入りが発表された。

古関の殿堂入りを巡っては、2018年に市と関係団体が「実現する会」(会長・木幡浩市長)を設立。昨年10月に2度目の推薦書を提出し、特別表彰候補者に新たに名を連ねた。本年も惜しくも野球殿堂入りを逃した。

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