

京都を代表する焼き物の清水焼は、おもてなし用の器など、“ハレ”の場を飾る焼き物として知られています。
そんな伝統と格式を受け継ぐ清水焼に新風を吹き込んでいるのが、陶芸家の清水大介さん。従来の清水焼のイメージを覆す、リーズナブルでカジュアルな器を作っています。
清水大介さんと清水友恵さんご夫妻の手から生み出される、おしゃれなのに使いやすい器たち。
もっと清水焼を身近に感じてほしいと、「生活に寄り添う器」をコンセプトに
料理を盛り付けたときのことや、収納のことまで日常づかいにこだわって作陶しています。
窯元が集まる清水焼団地にあるギャラリー「トキノハ」に並ぶのは、暮らしになじむシンプルなスタイルの器。清水焼には土や技法などのルールがありません。
そのなかで清水さんがこだわるのは、毎日使いたくなるような、使い手が幸せになる器づくり。そして、シンプルな器に“ちょうどいい個性”を吹き込むのがオリジナルの釉薬です。
清水友恵さんは釉薬の担当色使いを決めているので非常に重要な役割です。
釉薬は奥さんであり、陶芸家の友恵さんが調合。ろくろ以外の細かい仕事をすべてこなす心強いパートナーです。
清水大介の経歴
1980 | 五代目清水六兵衛の孫清水久の長男として生まれる |
---|---|
2001 | 京都府立大学環境デザイン学科卒業 |
2005 | 京都府立陶工高等技術専門校修了 陶芸家 猪飼祐一氏に師事する |
2008 | 京都市左京区岩倉にて工房を構える |
2011 | 工房を京都市山科区清水焼団地に移す 器の店「トキノハ」を開く |
2013 | 木工作家 南山喜揮とブランド[KAKEL]を立ち上げる |
京都・東京・大阪・名古屋など各地で個展やイベントを行う |
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清水友恵の経歴
清水友恵KIYOMIZU TOMOE
1978年生まれ
2009年にトキノハを立ち上げる。つくり手としては、ロクロ作業以外のすべての工程とデザインを担当。もともと絵付職人をしていたことから絵付のオーダーがあった際には絵付もこなす。
トキノハへのアクセス
〒607-8322
京都市山科区川田清水焼団地町8-1
電話:075-632-8722
営業時間:10:00-18:00
FAX:075-632-8722
メール:info@tokinoha.jp
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トキノハオンラインストア
清水大介・友恵さんの作品はトキノハのオンラインストアで買い求めることが可能です。
リーズナブルな価格といっても4000円以上しますので。安くはないです。
微妙な色使いなので、興味のある方はWEBまでどうぞ!

¥4180(税込み)
コーヒーカップ/ブルーcopper
ブルーの煌めきが美しい
上質なコーヒータイムを演出するコーヒーカップ
銅の発色によるマットな質感と、キラキラ煌めく
器の表情が特徴的なcopperシリーズのコーヒーカップ。
独特な表情が魅力的なブルーの釉薬に、シンプルななフォルム。薄くて軽いのも普段づかいには魅力的。
同シリーズのカップでをコーヒーを飲みたい、との思いからバランスの良い取っ手の形を試行錯誤しできたコーヒーカップです。
マグカップとコーヒーカップの中間のような、ソーサーがなくても単独で成立するようなかたちを目指しました。
コーヒーや紅茶などのブレークタイムをより上品な時間に演出してくれます。普段使いはもちろん、来客用にもおすすめです。
【ご使用について】
copperシリーズ使用している釉薬は、油分を染み込む特性があります。ご使用いただいているうちに食べ物の油などが徐々に染み込んでいき自然と全体に艶が出て馴染んでいきますが、使い始めの頃にムラが気になるという方は、サラダ油やオリーブオイルなどを布に含ませて塗り込むことにより、全体的に艶がでてムラが目立ちにくくなります。
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