吉田輝星が会見を行うようです。吉田輝星(こうせい)投手(17)の記者会見を10日(水)午後4時から金足農業高校で開くと発表しました。関係者によると、プロ野球志望届提出を明らかにする模様。
吉田輝星投手は夏の甲子園終了時にも、大学進学を明確にしていなかったのでおそらく高校生ドラフトの目玉と目されていたもの。
甲子園夏の大会の準優勝校である秋田・金足農業の宿舎は、用意された部屋が報道陣であふれかえっていたという。春夏連覇の大阪桐蔭をしのぐ報道陣の数。
明らかに金足農業の吉田輝星投手の進路をめぐっての興味が大きい。
大学進学かプロ野球志望届提出か?
金足農業に13対2と圧勝し、史上初となる2度目の春夏連覇を達成した大阪桐蔭の偉業よりも、吉田輝星というたったひとりの球児の881球の熱投が、話題をさらったのですね。
いつも2回戦を終える頃には甲子園を後にするスカウトの姿が、いつまでもあった。根尾昂(あきら)や藤原恭大(きょうた)といった、ドラフト上位候補を揃える大阪桐蔭“最強世代”の視察目的もあったには違いない。
がもう一つの目的“平成最後の怪物”の存在が大きい。
彼らは吉田が「プロ志望届」を提出することを心待ちにしているのです。
東北のファンもまた、ご当地選手として東北楽天での活躍に期待は大きい。
「進路は(甲子園が)終わるまで考えません。もちろん、将来の夢はプロ野球選手になって活躍すること。メジャーリーガーになることは想像もつきませんが、日本を代表するピッチャーになりたい」
と言っていたので素直に大学進学とは見えなかった。
しかし、金足農業監督の中泉一豊はこう明言。
「一部の方は既にご存じかと思うのですが、(吉田の進路は)大学が基本線です。八戸学院大学を予定しております。(同大野球部の)正村(公弘)監督にご指導いただいたからこそ、今の吉田がある。そのご恩を反故にするわけにはいきません」
八戸学院大学に進学するのは既定路線(同大野球部の)正村(公弘)監督が熱心に吉田輝星の指導をしてくれたから吉田輝星の今があるというのだ。
恩義をとるか吉田輝星の希望をとるか?
ましてやファンの希望もどちらかといえばプロ野球で吉田輝星投手を見たいと考えているはず。
この流れに危惧を抱くのは八戸学院大監督の正村公弘監督である。
「大学進学なら絶対にうちだと思っていますが、100%進学が決まっているわけではないので、不安は残ります。私は信じるしかありません。
今後、悪い大人がちょっかいを出すことだってあるでしょう(笑)。イケメンで、人気も期待できるでしょうから」
プロ野球は悪い大人と言い切っている。
自分の努力が水泡に帰すのが我慢ならないのでしょう。
正村公弘監督が吉田輝星の指導を始めたのは昨年9月20日、金足農業が秋季秋田大会の準々決勝で敗れ、今春の選抜への道が絶たれた直後。
正村公弘監督は八戸から金足まで往復8時間をかけ、何十回と通い詰めて指導にあたった。それほど、吉田の可能性に惚れ込んだということ。
秋田に帰った後、吉田輝星は緊張から解放されたこともあり、憧れの球団として巨人の名を挙げている。これがまた周りの大人の気をもませているのは確かでした。がおそらく、吉田輝星と家族はプロ入りで固まっているのかも!
一方巨人軍も高校生1位指名にリストアップしたことは間違いない模様。相思相愛か?
なぜプロ志望するのかといえば、甲子園夏の大会を勝ち上がって自信がついてきたのが大きいでしょう。仮に甲子園1回戦で敗れていたら本人はおそらく大学を目指していたでしょうね!
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