川井初江は元レスリング選手!川井梨紗子の母でコーチの経験も

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2017年11月13日(月)  20時00分~21時48分 川井初江さんが出演します。

1992年10月に石川県で養護学校教員をやっていた孝人さん(1989年グレコローマン74kg級学生二冠王=日体大卒)と結婚した川井初江さんは、日本におけるレスリング選手同士の第1号カップル。したがって石川県在住25年になります。

 

川井梨紗子の母親は1989年全日本女子選手権53kg級チャンピオンの川井(旧姓小滝)初江です。
娘の川井梨紗子を評して「昔はなかなか勝てなかった子なんです」とキッズ時代を振り返り、「試合で練習通りにやらなかった時や、攻めなかったり、途中で試合をあきらめたりした時は厳しくしました」

川井初江(旧姓小滝)は1989年の世界選手権に出場経験あり。川井梨紗子は母の初江さんのかつてのチームメイトでもあった山本美憂を破り世界選手権に出場したことにより日本レスリングでは史上初となる母娘世界代表となっています。

そして川井初江は金沢ジュニアクラブのクラブコーチを務めていて

母の川井初江は練習の時に川井梨紗子に特別厳しくしていて川井梨紗子の反発もあったといいます。

金沢ジュニアクラブのコーチとして活動するようになったのは、子供がレスリングを始めたことがきっかけだった。中3まで川井梨紗子に攻めるレスリングを叩き込みます。

最初からコーチだったわけではなく、1年間は保護者としてクラブに出入りしていただけだったのです。

そのうちに、レスリング選手だった血が騒い出来たそうです。コーチの声がかかり、レスリングシューズを履いてマットに上がることになって、「とてもうれしかったです」と川井初江は振り返る。「今から思うと、もっと選手を続ければよかった、という気持ちがあるんです」。そんな後悔が、日々の熱心な指導へとつながっていった。

今では筒井昭好代表から指導を全面的に任されている。その方針は「がんばる力を持つこと。勝ち負けだけではなく、点を取られてもあきらめず取り返す心の強さを持たせること」。

もちろん礼儀も忘れない。試合に負けた選手にも、必ずマットに一礼させて終わらせている。「マットを大事にすることで、マットが味方になってくれるって思っています。最初はできない子もいたけど、これだけは必ずやらせます」と言う。

週2回の練習だが(今夏から週3回)、県外の大会にも出るようになり、そうした熱烈指導が昨年の全国少年少女選手権でクラブとしては1991年以来15年ぶりのチャンピオン誕生へとつながった。今年の全国大会は2人を優勝させることができた。

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「どんな練習をしているのか聞いてみたいけど、根掘り葉掘り聞くのもどうかな、という気持ちもあります。学ぶべきところは学びながら、自分で練習方法を見つけていくべきではないかな、と思います」。山下さんに比べて遠慮が出てしまうのは年下だからか。しかし、多くの大会に参加できる東京のチームにうらやましさを感じるのは同じ。

■その原動力は、「レスリング好きだから」!

まだ子育てが終わっていない段階。それでも、キッズ選手相手にマットで汗を流すことに多くの時間を割いているのです。「その原動力は?」という問いには、「志(こころざし)半ばで選手をやめてしまったので、その過ちは繰り返したくない。辛くて放り投げたくなる時もあるけど、逃げることはしません」と川井初江さん。

娘の川井梨紗子については

「中学で全国チャンピオンになった時に、気持ちが変わったみたいです」と振り返り、全国一が世界への気持ちを芽生えさせてくれたようだと分析した。

自身の選手時代には至学館高の栄監督もまだバリバリの現役選手で、当時から面識はあった。しかし、至学館高進学を強制したのではなく、「自分から厳しい世界を選んだ」という。今は、世界一への気持ちを全力でサポートしている。

 

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