11月4日 人生の楽園
長野・伊那市
~ 夫婦の夢 ふれあい茶屋 ~ テレビ朝日 18:00~
志村裕幸さんと奥さんの千惠子さんのカフェ『木楽茶屋』を紹介します。
2012年に2人の念願であったカフェをオープンしたものの、2013年山歩き中にご主人の志村裕幸さんが急死。
一時はカフェを休み廃業さえも考えた志村千惠子さんでした。
長野県の南部に位置し、南アルプスと中央アルプスに抱かれる伊那市が舞台。2003年に、千葉県から伊那市長谷地区にある黒川集落に移住し、2012年に『木楽茶屋』を開いた志村千惠子さん(65歳)が主人公です。
いやー実はこの立地は山好きにはたまらないのです。
そう南アルプスの玄関口なのですね。
兵庫県に生まれた千惠子さんは、22歳のときに兄の同級生だった裕幸さんと結婚。その後、千葉県に移り住み4人の子供を育てました。
企業の経理で働く志村裕幸さんと千惠子さんの趣味は山登り。時には、1週間かけて山中を歩くことも。「歳をとったら山が見える場所に住みたい」という夢を抱くようになったご夫婦。
伊那市の長谷地区に引っ越したのも自然の流れでした。
そんな二人が50代になったある日、夫、裕幸さんが突然、会社を退職。二人は何度も出かけていた、南アルプスを望む集落の中古住宅をリフォームして移住することに。
さらに、千惠子さんは2012年、地域の憩いの場所となるカフェ『木楽茶屋』をオープン。志村裕幸さんもウェイターとして手伝ってくれました。
移住後も夫婦で山歩きを楽しんでいたご夫婦でしたが、2013年10月、二人でいつもの林道を歩いていた時、突然、志村裕幸さんが倒れそのまま帰らぬ人に。最愛の夫の死にショックを受け、しばらく店を開けることが出来なかった千惠子さん。大好きな山でなくなったと言っても中々感情では理解できませんでした。
3カ月が経った頃、店内に溜まったホコリを目にして、“夫婦の夢が詰まった、このカフェを守りたい”と、店を再開。こんなことではいけないと千惠子さんは再び店を再開しました。
『木楽茶屋』には、千惠子さん自慢の出汁で作る関西風うどんや、お店の看板メニューのワッフルがあります。またワッフルに合うコーヒーもお出ししています。
さらに今年の春には、地元にある「美和ダム」をモチーフにした「美和ダムカレー」も販売。地域活性化になれば…とメニューに加えました。
夫婦で誓った夢を守り続ける千惠子さんと、それを支える地域の仲間。南アルプスを望む山里に開いた小さなカフェの日常を紹介します。
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木楽茶屋について
・美和ダムカレー(コーヒー付き)900円
地域おこしの一環でダム近辺の地域メニューダムカレーにコアなファンがいますね!
・ワッフル 400円
・おかんのうどん 600円
兵庫県に生まれた千惠子さんなのでもちろん味付けは関西風らしいです。
出しが決めてです。千葉県に住んでいても出身は兵庫なので関西風
・きまぐれ定食 800円
・コーヒー
住所:長野県伊那市長谷黒河内2217
営業時間
土曜日 | 10時00分~16時00分 |
日曜日 | 10時00分~16時00分 |
月曜日 | 10時00分~16時00分 |
火曜日 | 定休日 |
水曜日 | 定休日 |
木曜日 | 10時00分~16時00分 |
金曜日 | 10時00分~16時00分 |
アクセス:
●バス停からのアクセス伊那市バス 長谷循環 黒川 徒歩3分(180m)
伊那市バス 南アルプス林道バス 仙流荘 徒歩5分(360m)
●最寄りICからのアクセス
中央自動車道西宮線 伊那IC 車で49分(19.9km)
●空港駐車場からのアクセス信州まつもと空港駐車場 車で118分(47.6km)
美和ダムにも比較的近い。南アルプス北沢峠行きのバス停留所にも近い。
このバス路線は以前長谷村村営のバス(マイクロバス)で南アルプススーパー林道を一気に北沢峠まで運んでくれました。
バスが運行するまでは川沿いに徒歩で長谷村戸台から北沢峠まで約半日の行程でした。
近隣名所
冬場は無理ですが健脚向けに北沢峠まで出かけてみては。きっと雄大な景色に圧倒されるでしょう。
南アルプスは谷が深く雄大です。
登山装備がある方は、北沢峠からピストンで甲斐駒ケ岳(2967m)や仙丈ヶ岳(3033m)に日帰り出来ます(積雪期を除く)
仙丈ヶ岳は縦走路に特に危ない場所はありません。
甲斐駒ケ岳のほうが難易度は少し高いです。
甲斐駒ヶ岳
仙丈ヶ岳
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