10月20日 徹子の部屋に石黒浩教授が出演します。
ゲストにアンドロイドが登場! 42年間の番組でロボットが出演したのは初めてらしいです。
大阪大学教授の石黒浩さんが開発した黒柳徹子のアンドロイド「totto」。黒柳を3Dカメラでスキャンし等身大の型を作成。表情やしぐさなども研究して作られた。tottoの“生みの親”である石黒さんは、自身のアンドロイドも制作しているのです。
しかし人間は年をとるがアンドロイドは年をとらない。だんだんになくなってしまうのです。
そのため、“そっくり度”を保つために“ある事”を始めたと話す。黒柳も驚いた石黒さんの行動とは!?
石黒「アンドロイド一回作るでしょ。こっちだけ年とって、自分そっくりのジジイのアンドロイド作りたくないじゃないですか。みんなアンドロイド見て『似てる! 似てる!』って比べられるでしょ。それでこっちの方見て年とりましたねーって言われたらなんかもう……ボロ雑巾みたいな感じになるでしょ。
石黒浩は
最近また若返ったんや。ちょっと腹筋してんねん。今週末に最終的に仕上げないといけないからそれまでに」
――自分のアンドロイドに似せるためにダイエットや美容整形したという。なんでそこまでするんですか?
「totto」は、本人が喋っているのではなく、最新の技術によってロボットが話しているのだそうです。
トットの音声は、徹子の部屋の会話データをもとに作られているといいます。
石黒浩のプロフィール
1963(昭和38)年、滋賀県生れ。ロボット工学者。大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻・特別教授、ATR石黒浩特別研究所客員所長&ATRフェロー。知能ロボットと知覚情報基盤の研究開発を行い、次世代の情報・ロボット基盤の実現をめざす。
人間酷似型ロボット研究の第一人者。2007(平成19)年、英Synectics社の「世界の100人の生きている天才」で日本人最高位の26位に選ばれる。2011年、大阪文化賞受賞。主な著書に『ロボットとは何か』『ロボットは涙を流すか』『人と芸術とアンドロイド』『“糞袋”の内と外』。哲学者・鷲田清一氏との共著に『生きるってなんやろか?』。
- 1986年3月:山梨大学工学部計算機科学科卒業
- 1991年3月:大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻博士課程修了
- 1992年3月:大阪大学基礎工学部システム工学科助手
- 1994年10月:京都大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授
- 1998年3月:カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員(1999年3月まで)
- 1998年4月:京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻助教授
- 2000年4月:和歌山大学システム工学部情報通信システム学科助教授
- 2001年4月:和歌山大学システム工学部情報通信システム学科教授
- 2002年10月:ATR(国際電気通信基礎技術研究所)知能ロボティクス研究所第2研究室客員室長
- 2003年4月:大阪大学大学院工学研究科知能・機能創成工学専攻教授(知能創成工学講座)
- 2009年6月:大阪大学大学院基礎工学研究科システム創成専攻教授
- 2010年:ATRフェロー
- 2013年7月:大阪大学特別教授
石黒教授のすごい所
「世界の100人の生きている天才」で日本人最高位の26位に選ばれる。
日本一の現存している天才ということになりますね。