ヤマト運輸 人手不足で宅配サービスを抜本見直しへ
大手のヤマト運輸が再配達を含めサービスを見直すと言います。
宅配便の再配達が増えていることも、ドライバーなどの人手不足に拍車をかけています。
国土交通省によりますと、国内の宅配便のうち、届け先が不在で、再配達される荷物の割合は全体のおよそ2割にのぼっています。
国土交通省は、再配達のために年間およそ9万人に相当するドライバーが働いていると試算していて、再配達の増加が人手不足に拍車をかけていると分析しています。
このため国土交通省は、宅配便を受け取る人が不在かどうかに関係なく、荷物を預けることができる「宅配ボックス」を駅やコンビニエンスストアなどに設置する業者に対して、費用を補助する支援を始めるなど対応を急いでいます。
ヤマト運輸は、ネット通販の拡大などで宅配便が急増したことに伴い、ドライバーなどの不足が深刻になっており、労働組合はことしの春闘で、今の人員の体制では対応が難しいとして、宅配便の引き受けを抑えることなどを会社側に要求しています。
このためヤマト運輸は、今の宅配サービスを抜本的に見直す方針を固めました。
具体的には、朝から夜まで6つの時間帯で荷物を受け付けている時間帯指定のサービスについて、利用が比較的少ない正午から午後2時までの時間を指定する配達をやめ、ドライバーなどが昼の休憩時間を取得しやすくします。
また、集配業務の終了時間をこれまでよりも早くするために、現在は午後9時までの夜間の配達時間帯の変更を検討する方針で、来年度中の実施を目指すことになりました。このほか労働組合が求めている、宅配便の引き受けの抑制については、大口の取引先と引き受け量や料金の値上げなどについて交渉を始めることにしています。
国内の宅配便の配達数は、ネット通販の普及にともなって増加し、2015年度には37億個を突破しました。
国土交通省のまとめによりますと、国内の宅配便の配達数は1990年度は11億個余りでしたが、ネット通販が普及し始めた2000年度には25億個を突破。
さらに、注文したその日のうちに商品を配達するサービスの充実などでネット通販の市場は拡大を続け、2007年度には30億個を突破。2015年度には37億4500万個に達しました。
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再配達のために年間およそ9万人に相当するドライバーが働いていると試算していて、再配達の増加が人手不足に拍車をかけていると分析しています。
- ヤマトはアマゾンの契約が佐川急便からヤマト運輸に変更されたことから人手不足をおこしている。
- 再配達がいっこうに減らない
- 最配達のためにドライバーの休憩時間も確保できない。
【再配達問題当ブログからの提案】
これらを改善するには、最配達を少なくするのが改善策。
最配達には再配達料をお客様から徴収する。
金額は200円~400円程度
大体最配達しなければならないのは誰のせいですか?
お客が決められた時間に家にいないから悪いのであって。
決められた時間に宅配ドライバーが来なければそれは運送会社の責任。
従って再度最配達をしてもらうためには最配達料を徴収すること。
そうすれば、最配達が減るのは確実。
もし減らなくてもその再配達料で運送会社が新たなドライバーを確保できるのではないでしょうか。
これが管理人の提案です。
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