鉄緑会と言う塾は只者ではない。実績がすごいのです。
NIKKEI STYLE 2/5(日) 7:47配信
大学入試が本番を迎えたが、「鉄緑会」という大学受験塾の存在をご存じだろうか。2016年、医学部医学科で国内最難関といわれる東京大学理科三類に合格した人の約6割は鉄緑会の出身だ。鉄緑会は東京と関西にしか校舎がなく、1学年の在籍生徒数は1000人程度と進学塾としては中堅規模だが、「東大受験指導専門塾」として、知る人ぞ知る存在だ。東京・代々木の鉄緑会を訪ねた。
鉄緑会の会長、冨田賢太郎氏も鉄緑会OBで東大医学部卒だ
■東大理三、首都圏の合格者はほぼ鉄緑会「東大理三に首都圏から合格したほぼ全員がうちの生徒ですね。ここに通っていない子で合格したのは1人か2人ぐらいしかいないのでは」。鉄緑会会長の冨田賢太郎氏はこう話す。東大の1学年の定員枠は約3000人だが、最難関の理三の枠は97人しかいない。このうち鉄緑会から54人が合格した。
これは異常な数字ともいえる。鉄緑会は、首都圏には東京・代々木にしか校舎がなく、関西の大阪校は梅田、西宮北口、京都の3教室があるだけ、全国展開はしていない。二大都市圏以外の地方圏から実質的に通うことができない。にもかかわらず、東京校から37人、大阪校から17人がそれぞれ理三に合格している。
こんなものすごい塾ですが、東京と大阪にしかない塾なのです。
通える生徒は二大都市圏の生徒のみになります。
そして、これら偏差値トップ校に入るための中学受験塾として、圧倒的なシェアを誇るのが「サピックス小学部」。
東大合格の王道は、「サピックス小学部から鉄緑会へ」という流れらしい。
鉄緑会東京の指定校は⇓の13校です。
開成 715名
桜蔭 635名
筑駒 465名
麻布 260名
駒東 179名
海城 250名
筑大附 228名
豊島岡 202名
雙葉 170名
女子学院 156名
渋幕 77名
栄光 55名
聖光 50名
※上記以外の在籍者の主な学校は、学附(高)、白百合、巣鴨、渋渋、早稲田、武蔵等。
また鉄緑会の大阪校には指定校制度はなく、全員入会テストを受けるのがルールで、灘や洛南といった関西の進学校の生徒が多く在籍している、まさにトップ中のトップの塾だといえます。
学費は
1教科月額15000円程度、英数、理科2教科で月額6万円程度。
合格実績
国公立大学医学部(2016年度合格実績)
東京大 37
東京医科歯科大 39
千葉大 31
東北大 12
筑波大 12
・私立大学医学部(2016年度合格実績)
慶応大 55
慈恵会医科大 63
順天堂大 51
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鉄緑会指導方法は
・授業は1回3時間が原則で、全員に東大現役合格する学力をつけてもらうため、居残り指導もする。個人指導は余力のある優秀な生徒、やる気のある生徒にも行われる。
・内部では学力別のクラス編成。
・講師陣自らが思考力や発想力を磨いてきた方法そのものを、実地で繰り返し指導することで、自ら考える力を養っていく。
・カリキュラムは、確実な東大現役合格のための最も効率的な6年間の学習方法を追求したもの。
鉄緑会デメリットは
・進学校の中高生の在籍がほとんどであり、学力がないと入塾自体できない。
・進学校に通う生徒でも、出される宿題の量についていくことができず、消化不良をおこしてしまい途中でリタイアしたという声はある。
これはもう何処の塾に行っても同じことが起こります。
ただし鉄緑会の指定校に通う生徒でもしっかり勉強しないと安泰ではないです。
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